信州の家づくりで優先されるべきは「業者の都合」？ 「お客様の幸せ」？

先日、お客様ご家族が
心待ちにしていたイベントを
延期してしまいました・・・

長野市の工務店アトラスホームの松下です。

そのイベントとは「上棟」です。
理由は・・・「お天気」です。
そう「雨」の予報だったので
（最近の天気予報は精度が高く有難いです。）
前日に判断し延期を決定しました。

ということは…担当現場監督と担当棟梁は
その後、材木問屋・クレーン業者・職人仲間などに
連絡し、今回の予定をキャンセルしたうえで
再度、代替スケジュールの検討をし直します。

この段取り、私たちは小さな工務店ですので
まだ良いほうなのですが、

小回りのきかない大手さんなどは
関係する業者も多層になっていますので多く

そして遠方の工場から資材を運搬する事情もあり
なかなか大変なのです。

その結果、土砂降りの上棟し
ずぶ濡れ…という残念な現場を見掛けることも有ります。

もちろん、資材も進化し、
上棟後の処理によっては、多少の雨であれば
建物に大きな悪影響は無いケースも有りますが
材料は基本的には濡れない方が良いに決まっています。

そして、ただでさえ危険な高所での作業が
滑りやすくなり、より「危険」が増します。

万が一、事故でもあれば大事な施主様の
住まいづくりにケチがついてしまいます。

優先されるべきは「業者側の都合」？
「お客様の幸せ」？比べるまでもないですね。

お客様も楽しみにしてくださっていたのですが
さすがにお天気はコントロールできません。

「梅雨」に入ればさらに悩ましい日が続きそうです。

我が家の家庭菜園のこの子たちだけは
恵みの雨に嬉しそうでしたが…