前例無い混乱の中 総合的な検討・決断が施主様の仕事 もちろん信州でも
このコロナ禍では前例の無い「混乱」の中
さまざまな人がそれぞれの立場で主張しました。
医師会はとにかく行動制限を訴えました
「医療崩壊を防ぐには人流抑制しかない!」と
商人(特に飲食・観光)はとにかく
経済活動の再開を訴えました。
「このままでは生活が成り立たない!」と
立場が異なれば 困ることも
守るべきものも 全く異なりました。
それぞれの主張に それぞれの都合があるだけで
決してそこに「正解」がある訳ではありません。
そんな中、日本という「国全体」としての
進むべき方向を 総合的に検討し
決断するのが「政治」の仕事のはずでした。
しかし 実際は より力が強くて より声が大きい
勢力の思惑に沿って 舵が切られた感も…
私ごときがスミマセン!あくまで私感です。
ただ 今回 お伝えしたいのは
これと似たような現象が「家づくり」の場でも
よく起きているということです。
前例の無い 人生でほぼ初めての 家づくりで
「どんな家づくりを行なうべきか?」
混乱している施主様へ向けて
ある会社は とにかくどんなにお金を掛けてでも
「超省エネの家を建てるべきだ!」と
「脱炭素社会を目指すこの時代に
それ以外の家づくりはあり得ない!」と説きます。
別の会社は とにかくどんなにお金を掛けてでも
「免振装置の付いた家 を建てるべきだ!」と
「この地震列島で生きていく以上は
それ以外の家づくりはあり得ない!」と説きます。
更に別の会社は とにかくお金を掛けずに
「ローンの返済のラクな家を建てるべきだ!」と
「先の見えないデフレの時代に
それ以外の家づくりはあり得ない!」と説きます。
皆 それぞれの「立場」に基づいて主張しますが
やはり唯一の「正解」などありません。
どんな「家づくり」を目指すべきなのか?
検討し決断するのは「施主様ご自身」の仕事です。
より 力の強いだけの 声の大きなだけの
意見に振り回されず しっかり吟味して
後悔の無いように決断して欲しいと願う
長野市の工務店アトラスホームの松下でした。
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