浪人した時のことを想い出した長野市の工務店社長から息子へのメッセージ

小学校5年から高校3年まで
7年間続けてきたトランペットから
長男が一度、離れることになりました。

長野市の工務店アトラスホーム代表の松下です。

先日ようやく「吹奏楽コンクール」が
終わり、同級生にはだいぶ遅れを取りましたが、
いよいよ受験勉強に本格突入！ということで
「けじめ」をつけたということです。

「大事な何かをやり遂げるために
大好きな何かを断つ」

家づくりの過程でもよく登場する
キーワードですが

長い人生の中で、たまには
こんな経験も良いように思います。

恥ずかしい話なのですが30年ほど前、
私は現役での大学受験に失敗しました。

「スミマセン！浪人させてください…」
と父親に頭を下げましたが、本当の意味で
スイッチが入ったのは当時の私にとって
命の次に大切だった「楽器」を暗い倉庫の奥に
しまった時でした。

そして無事に受験が終わった後に
真っ先にその「楽器」をその倉庫から
取り出した時の何とも言えない気持ちを
ふと思い出しました。

長男が今どんな気持ちでいるのか？
は分かりませんが

「人生にムダなことなどひとつも無いぜ」

と、やや人生を遠回りした父として伝えたいと思います。