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行列のできる信州のパン屋さんに教わったこと・・・

ちょっと変わったパン屋さんへ行ってきました。

かなりの田舎にあるのに、行列ができる人気店だと聞き
ずっと行ってみたかったお店です。

実際に行ってみると…なるほど。パンはかなり美味しい。
しかも、その割に値段は良心的。
ご家族で営まれているようで接客も最高に感じが良い。

「そりゃ人気になるよなぁ」とここまでは想像の範囲内…
ところが店内でもっと驚くものを見つけてしまったのです。

そのパン屋さんのオリジナルのレシピ冊子です。

手描きのイラスト、素敵な写真があって、
自筆の文章で書かれた料理のレシピがたくさん載っている。

しかも無料で配っているのではなく、なんと1,000円で売っている!
驚きました!正直に言えば、買ってはいません(苦笑)

でも…「パン屋さんが自分たちの発信物に1,000円の値段をつけている」
という事実に興味を惹かれ 帰りの道中に考えました。

このお店、単なる「パン屋さん」ではありません。
もちろん美味しいパンを造って売っている。
そこまではパン屋さんの仕事です。

でも、そのパンのある食卓や、料理や、暮らし方まで提案している。
つまり 自分たちの大切にしている世界を
自分たちの言葉と写真で発信している立派なメディアなんです。


正直、かなり刺激を受けました。

私たちもブログを書き、YouTubeを配信し、
本をつくり、実際に暮らしているお客様の住まいを取材して
ホームページで紹介しています。情報発信をしているつもりでした。
でも、今のままで本当に充分かな?と考えさせられました。

住宅会社の情報発信というと、
「耐震等級はいくつです」「断熱性能はこれだけです」
「こんな間取りができました」そんな話が多くなります。
もちろん大切な情報です。

でも家を建てる人が本当に知りたいのは、それだけか?

その家でどんな毎日を過ごすのか?何を大切に暮らすのか?
そして、家づくりを任せようとしている会社は、
普段どんなことを考えているのか?そこまで伝わって初めて
本当の意味でその会社を「知った」ことになるのかもしれません。

パンそのものが美味しくなければ素敵な冊子を作っても意味はありません。
住宅会社も同じはずです。まず、きちんと家をつくる。それが大前提。

でも、その先にもう一つ、自分たちが何を大切にしている会社なのか?
を、きちんと伝えること。これも仕事なのだと思います。

田舎の小さなパン屋さんで、美味しいパンと一緒に、
ずいぶん大きな宿題まで手にして帰ってきました。
長野市の工務店アトラスホームの松下でした。

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