長野で家を建てる その本当の目的は・・・?
「STAY HOME!(家に居てね!)」の
キャッチフレーズとともに自粛要請が出る…
こんな状況になると誰が予測したでしょうか?
長野市の工務店アトラスホームの松下です。
私たちの仕事は…まさにその「家」を造ること。
本来なら「皆さんが帰りたくなるような
ホッとできるような家族の安らぎの場としての家」
をお渡ししたいのですが
このままの状況では「出掛けたいのに我慢して、
仕方なく待機する場所としての家」を
お渡しすることになりそうです。
この二つ…物体としては全く同じ「家」ですが
「状況によっては」そして「捉え方によっては」
真逆の意味を持つ場所になるということです。
これは私たちがお客様に日頃お伝えしている
「家を建てたからと言って幸せになれるとは
限らない…」と根本的には同じことだと思います。
新しい家を建てさえすれば自動的に、
楽しく暮らせる訳でもないし、
快適に生活できる訳でもないし、
急に片付く訳でもないし、
節約が出来る訳でもありません。
工務店を経営している私が言うのは
おかしいかもしれませんが(汗)
実は家そのものに期待出来ること
というのはそんなに多くありません。
マイホームを活かすも活かさないも
ご家族しだいということです。
そして、その差は、兆候としては
家づくりの打合わせ期間から
少しずつ現れています。
活かせないご家族の特徴は…
家を持つことそのものが「目標」と
なってしまっています。
建てた後にそこでどう暮らすか?
特にリアルな家計についてはボンヤリとしています。
その逆に、活かせるご家族は
たいてい家を建てた後の「自分たちの暮らし」に
しっかり目が向けられています。
「どういう暮らしを送っていくのか?」
未来の生活について確固たるビジョンがあります。
逆に、もちろんそれを軌道修正させて頂くのも
私たちの仕事です。
皮肉ですが…今回改めてコロナ騒動で
こんなことに気付きました。
それにしても、もう気付いたから、
もう分かったから、もう十分でしょ!
マスクづくりをする妻と アイロンをかける夫
今日は「家庭科」の松下家より…
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