緊急警報！長野で「ウッドショック商法」増えています…

先日の打合わせ中・・・

「アトラスさんのHPに出ている
　家の価格ちょっと上がりましたよね？」
とお客様がとても言いづらそうに質問されました。

「はい、ウッドショックで材木が高騰し
　値上げせざるを得ませんでした。」

と正直なところをお答えすると
さらにお客様が　不安そうに

「では、それ以外の追加費用は不要ということですか？」

と　ご質問を頂いたので「はい」とお答えしたうえで
「何かご心配ですか？」と伺うと

「ある業者さんで、ホームページの価格が手頃だったので
　これなら手が届くかな…と話を聞きに行ったら
　ウッドショックの影響でホームページの金額よりも
　家１軒で約500万円上がります！と言われたので…」とのこと

うーん・・・その業者さん、そこそこ大手ですので
名前は聞いた事ありますが（地元の会社ではありません）
でも大きな違和感が２つ・・・

１：約500万円も高くなる！と明快に答えられるのに
なぜ　そのことを　初めからHPに記載しておかないのか？

ということ。「お値打ちに家が建つ？」と
期待させる手口でしょうか？
でも　そのお客様の落胆ぶりは相当のものでした。

２：そもそも材木の高騰分は今年の年頭の物との比較でも
35坪前後の住宅1棟分でざっと約200万円というところ。

便乗値上げ？？？しかもこの200万円も
1年弱の時間を掛けて上昇してきたので
そのつど価格を見直し、お客様に提示していれば
そんなに一気には上がらないはず。

もちろん　住宅建築は「業者選定の時期」と
「着工時期」にタイムラグがありますので

その期間内に想定を超える資材の高騰が
有ったら施主様に少しご負担頂く可能性も有り得ますが
（私どももそういうケースはありました）

ホームページの価格にいきなり500万円の追加は
さすがにちょっとフツーではないですよね？

この時代に　まだ「ぼっ●くり飲み屋」！のような
やり方をするモラルの低い業者もいるようですので
くれぐれもお気を付けください。

同業者としてなんだかとっても肩身が狭い思いをした
長野市の工務店アトラスホームの松下でした。