足を使って 五感を使って 感じ取れること・・・
先日、旧い仲間に会うため広島へ行ってきました。
広島と言えば平和記念公園。原爆ドーム。
そして…お好み焼き屋さん。もちろん立ち寄りました。

イサム・ノグチがデザインした平和大橋の欄干も
じっくり見ることができました。
建築やデザインは、形だけでなく、
その先にある想いまで表現できるのだと改めて感じました。

でも旅先で最近、私が楽しみにしているのは
建築巡りだけではありません。旅ランもそのひとつです。
早起きをしてホテルを出る。
まだ人の少ない街を、自分のペースで走る。
すると、車では見えなかった景色が見えてきます。
細い路地。古い街並み。普通の家や庭。
開店前の飲食店。小さな川や水路。
その街で暮らす人たちの日常の景色が好きです。
有名な建築物やデザインを見ることもモチロン勉強になりますが
それ以上に興味があるかもしれません。
どんな家が建ち、どんな庭があり、どんな道を歩き、
どんな暮らしが営まれているのか?何気ないものが気になります。
家づくりも同じかもしれません。
土地えらびをしていると、駅から何分。日当たり。広さ。価格。
そういった情報に意識が向きがちです。
でも、その土地の空気感まではなかなか書いてありません。
朝はどんな街なのか。夕方はどんな人が歩いているのか。
子どもたちはどこで遊んでいるのか。
そういうことは、自分の足で歩いてみなければ意外と分からないものです。
便利な時代になり画面の中だけでも、多くのことが調べられます。
でも最後は、自分の目で見て、自分の足で歩いて、自分の肌で感じる。
その感覚だけは、どんな時代になっても代わりにはならないのだと思います。
広島で見た原爆ドームも。イサム・ノグチの橋も。

朝の静かな住宅街も。私にとっては、すべて同じ一つの旅でした。
建築を見る旅ではなく、暮らしを見る旅。だから私は、知らない街へ行くと、
自分の足で走ってみたくなるのかもしれません。
長野市の工務店アトラスホームの松下でした。





この記事へのコメントはありません。