レンガの壁

私の実家に居候しながら
予備校に通う浪人生の長男。

刻々と試験日が迫ってくる
その重圧に耐えきれないようで
妻に電話で弱音を吐いてきたそうです。

アトラスホームの松下です。

私自身も通ってきた道ですので
心境は痛いほど分かりますが、
こればかりは自分自身で
乗り越えるしかありません。

もし日本の受験というシステムに
価値が有るとすれば、こういう重圧を
若いうちに経験できることだと
個人的には思っています。

長い人生には色々なことがあります。

穏やかな順風満帆な日々も…

つらく厳しい逆境も…

私自身、50年弱のつまらぬ人生でも
さまざまな困難と直面してきました。

そんな時にいつも私が勇気をもらう
ランディ・パウシュの「最後の授業」という
名著の一文を彼にはメールしました。

口下手で恥ずかしがり屋の父親からの
精一杯のエールです（汗）。

そもそも、これから家づくりを
されようとするご家族は
その時点でほとんどの方が
幸福である訳ですが

それでも・資金の悩み・土地の問題
・近隣とのトラブル・親族との意見のズレ…
といった色々な障害と直面する場合も

あるかと思います。

そんな時には
「その壁がそこにある理由は？」と
問うてみても良いかもしれません。

行く手を阻むためではなく

その壁の向こうにある「何か」を
自分がどれほど真剣に望んでいるか
証明するチャンスを与えてくれている

と捉えられたなら
少し勇気が出るかもしれないですね…
多少でもお役に立てれば幸いです。