ギター生産量日本一の長野県でものづくりの「個体差」について考えてみる
「個体差」という言葉があります。
私の好きなギターによく使われる言葉で
同じ楽器メーカーの、同じ型番の、同じ年式の楽器でも
存在する音などの差を指します。
あくまで個人的な意見ですが、この「個体差」は
エレキギターよりアコースティックギターの方が
より大きく現れるように感じます。
やはり木という天然素材でできていること、
そして「手仕事」の割合がより多くなるからでしょう。
また、廉価なギターほどその個体差は大きいです。
もっとハッキリ言うと『当たり外れ』が多いと思います。
少ないお小遣いの私は、この廉価な物の中で
いかに『当たり』に出会うか?が重要な訳です😛
高級ギターは材料が良いのは当然として、
マスタービルダーシリーズ、カスタムショップ製などに
顕著ですが、それを組み立てる職人にも拘わっていますので
『当たり外れ』が少ないのは当然かもしれません。
では家づくりではどうでしょう…?
30年家づくりに携わってみて思うのは
『個体差』がほぼ無い 安定したクオリティで
家を造れる工務店もあれば
大手でも『当たり外れのリスク』を
覚悟しないといけない住宅メーカーもある
ということです。
ではどうやってそれを見極めるのか?
さほど難しくないと思います。
それは…気になる会社があるなら一回だけでなく
『複数回』実例を体感することです。
住まいは車や電気製品とは異なり
安定した環境の工場のラインで完成する訳ではなく、
生身の人間が環境の全く異なる現場で
造り上げるので
毎回コンスタントに一定以上の精度で
仕上げるチカラがあるのか?
偶然 まぐれで 良く出来ているだけで
邸ごとのばらつきが大きくないか?
を 確認して頂くことをおススメします。
毎回 異なる現場で かなりの頻度で
我々アトラスホームがお客様の家完成見学会を
開催している理由のひとつです。
今週末からは上田市にて開催します。
以前に一度見たから…という方も
ぜひ「厳しい目」で今回の仕上がりを
確認しにいらしてください。
長野市の工務店アトラスホーム代表の松下でした。
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