代表ブログ

  1. HOME
  2. ブログ
  3. forefront
  4. 家づくり
  5. 『時の家』を読んで考えた「住まい」と「住む人」について

『時の家』を読んで考えた「住まい」と「住む人」について

直木賞作品『時の家』読了しました。

著者の方が建築士というプロフィールを知り
手に取ったものの、なかなか手強い一冊でした。

特に部位や素材の名称などの建築用語は
建築知識の無い一般の方には敷居が高いだろうなぁ…
と思いました。あっ!「敷居」も建築用語ですね。

主役となる四間四方の平屋の住宅の描写がとにかく繊細。
柱や漆喰壁、タイルの、造作の取手の存在感・・・
建築空間を言語化することについてかなり勉強にもなりました。

登場人物の会話も少なく、テンポよく読み進めることは出来ず
空間を想像しながらじっくり味わう持久戦となりました。

建築オタクと言ったら失礼かもしれませんが著者の方は
本当に建築が好きなことが伝わってきます。建物や空間への熱量を感じます。

「建物そのもの」に人格がある感じすらする…
極端に言えば「家そのものが主役」のような作品でした。

私も仕事柄、建物を見ると納まりや素材感など…
つい細かな部分が気になりますが、そのいっぽうで
私は家づくりの「主役」はあくまでそこに暮らすご家族で
家はどこまでいっても「舞台」だと考えていることも
改めて 気付かせてもらいました。

素晴らしい本でした「アトラス図書館」に置いておきます。
長野市の工務店アトラスホームの松下でした。

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事

ブログ

代表ブログ


スタッフブログ


信州ライフ情報