冬の乾燥を実感するのは・・・
私の場合 自分の「お肌」より
ギターのネックの様子だったりします。
寒くなり 空気が乾燥してくると
木製のネックは縮んでしまい
縮まない金属製のフレットとの間に
僅かな段差が出てくるのです。
指をスライドさせると、ちょっと引っ掛かり
「あ~今年もこの季節がやってきた」と感じます。
本当は人間の「お肌」と同じように
ネックにも「保湿」のケアをすべきなのですが
なかなかそこまで手が回りません(笑)
しかし これ 実は住まいもまったく同じです。
冬場の室内は、想像以上に「カラカラ」
特に昨今はエアコン暖房が主流ですから、
気付くと湿度20%台、うっかりすると10%台(!)
なんてことも珍しくありません。

過度の乾燥は喉がイガイガ肌がカサカサ静電気がパチパチ
そして木製家具や床にも負担がかかる。
ギターのネックが教えてくれるのは
「目には見えないけど確実に木に影響している」
だから 冬の住まいには
「加湿器は必須アイテム」それに加え
洗濯物を部屋干ししたり 観葉植物を置いたり
水槽を置いたり 少しだけ湿度を意識して頂くと
体感はずいぶん変わるはずです。
高性能な家づくりが進んだ今だからこそ
「暖かい」だけでなく「乾燥し過ぎていないか」
にもぜひ目を向けてください。
住まいも人の身体もちょうど良い湿度を求めています。
この冬もギターのネックに教わりながら
住まいの空気環境を整えていきたいと思います。
長野市の工務店アトラスホームの松下でした。





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