「10年ひと昔」と言いますが、住まいにとっては…?
先日、OB様宅の10年点検へ伺いました。
現在、標準採用しているメンテが少なく済む外壁材へ切り替えた頃の建物です。
10年という時間が経っている割に 状態はとても良好でした。
もちろん、メンテが全く不要という物などありません。
ただ、手を掛ける部分や心配しなければならない部分が少ないのは
やはり住まいにとって大きな価値なのだと思います。
10年点検へ伺うたびに思うことがあります。
若い頃の10年は、とても長く感じました。
ところが50代になると、10年前というのは案外ついこの前のような感覚です。
住宅の仕事を始めた頃のことですら、昨日のことのように思い出せます。
住まいを検討している時は、どうしても「今」を考えます。
予算。デザイン。使い勝手。設備。もちろんどれも大切です。
でも、その家には10年後の自分も住んでいます。
20年後の自分も住んでいます。
そして、その頃の自分は、今の自分とは少し違っているはずです。
休日に家のメンテナンスのことを考えたいだろうか?
足場を掛ける工事をしたいだろうか?
できるだけ手を掛けずに暮らしたいと思うかもしれません。
私たち住宅会社の仕事は、今の満足だけをお手伝いすることではなく、
住まい手である施主様の未来の様子を代弁することなのかもしれません。
10年点検は建物の状態を確認する仕事ですが、
同時に当時の選択がどうだったのかを振り返る時間でもあります。

「あの時そうしておいて良かった。」
そんな言葉をいただけることが、実は何より嬉しいのかもしれません。
長野市の工務店アトラスホームの松下でした。





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