
「お米が無い!」「お米が高い!」
まさか令和にこんなセリフを耳にするとは…
思いもしませんでした。
そんな中 小泉「新」農水大臣が
「五次問屋まである」なんて発言をして
「ああ、そういうこと?」と思った方も
少なくないのではないでしょうか。
農家さんが作ったお米が我々の口に入るまで
いくつもの業者さんを経由する・・・
そのたび 当然 手間もコストもかかって
結果として「なんだか高いな」と感じるようになる。
もちろん そのすべてが無駄だとは言わないけど
「もっとシンプルにできないのかな」とつい考えてしまいます。
実はこれ 建築業界も ほとんど一緒です。
私の古巣の大手ハウスメーカーなんかは顕著でしたが
孫請け ひ孫請け なんて言葉が有って「多層構造」が珍しくありません。
こうした仕組みは効率化に寄与している面もあり
決して悪いことばかりではないのでしょうが
ただその分、コストがかさみやすかったり
お客様と現場の距離がちょっと遠く感じられたりするのは
正直 残念なところです。
私たちのような小さな地元工務店は
そんな中間経路をなるべく省きながら
直接顔を合わせる人たちと力を合わせて家を建てています。
話しをする人 設計する人 現場で作る人が
みんなお施主さんの近くにいる・・・
「地元の農家さんから 直接お米を譲ってらうような家づくり」
そんな感じですかね?
お米も 住まいも 誰かの手で大切に作られた物
それができるだけシンプルな形で届けられれば
結果として 良い物を お値打ちに手に入れられるのに…と考える
長野市の工務店アトラスホームの松下でした。
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