
知っていること と 経験すること との間の 大き過ぎる差を痛感…
池袋にある「自由学園明日館」。
建築に関わる人なら誰もが知る
「フランク・ロイド・ライト」の名建築です。
実はそのすぐ近くの大学に、私は4年間通っていました。
にもかかわらず、学生時代には一度も訪れたことがなかったんです。
当時の私は、まだ“建築”というものに対して
想いが弱かったんだと思います。
先日、学生時代の仲間と池袋で集まる機会があり、
せっかくだからと立ち寄ってみました。
「知っているつもりだった建築」を、はじめて実体感する。
その違いに、正直驚かされました。
ライトの建築は、水平ラインや光の取り入れ方、
自然との調和が有名です。
でも、教科書で知るのと、実際に中に入り、
空気やスケールを体で感じるのとではまったく別物でした。
素材の手触りや、空間の“間”がもたらす心地よさ。
建築はやはり「体験してこそ」だと実感しました。
もっと早く来ていれば…と思いつつ、
「今だからこそ、感じ取れたこともあるのかもしれない」とも
感じました。必要なタイミングで人は導かれるのかもしれません。
これは、私たちが手がける“家づくり”にも通じます。
SNSで情報収集される方も多いですが、
検索だけではわからないことが、たくさんあります。
例えば 空間の広がり方 光や風の通り方など
写真では伝わらない“住まいの実感”が、現場にはあります。
だからこそ、完成見学会に
一度は足を運んでみていただきたいと思うのです。
長野市篠ノ井で来週末5月31日(土)から9日間
開催いたします。
「今このタイミングだったんだ」と思える
出会いがきっとあるはずです。
長野市の工務店アトラスホームの松下でした。
この記事へのコメントはありません。