掛けた時間が多いほど良い家づくりだ…そんな勘違いを信州から無くしたい

私、普段は、あまりTVドラマを見ませんが
今シーズンは「とあるドラマ」を
妻と中3の次男と一緒に面白がって見てます。

受験生の親としては本来「そんな暇は有るの？」
と言うべきところでしょうが…逆に、これは
「時間活用術を叩きこむチャンス！」と考え

そのドラマをリアルタイムで見るのは我慢し
すべてHDに録画し、CMは全てとばして
しかもなんと早送りも活用し、食事時間に見ました。

以前にここでお話したラジコや
ポッドキャストの話もそうですが

今は便利なツールや仕組みがたくさんあるので
それらを意識して活用、工夫すれば1日24時間を
昔の26時間位と同等の内容にすることも可能です。

そして、その結果…最近、次男が偉そうに
やたらと「時短」と口にします（笑）。

で、実は家づくりの打ち合わせでも
似たようなことがあるのです。

建物の打ち合わせに掛ける
「回数」が多ければ多いほど
「時間」が長ければ長いほど
良い家が建つ・・・つまり

打ち合わせの絶対量に比例して満足度が上がる
と一般的には思われがちですが

必ずしもそうとは言えません。

すべて詳しくは挙げられませんが

「実例写真」「見学会での疑似体験」
を活用した事前イメージ作りなどの「良い準備」

そして施主様が効率的に決定できる「仕組み」
さえあれば、打ち合わせは

非常にスムーズに進み「回数」や「時間」は
さほど必要としません。

逆に、事前準備がままならない
白紙に近い状態で、私たち専門家と
お客様がいきなり打ち合わせを始めても
時間ばかりがムダに過ぎ何も決まりません。

この掛けた時間だけに目を向け
「こだわった家づくりだ」と勘違いしている
住宅会社や建築士がまだ多いようですが
考え方や仕組みが古い…?と思います。

少人数で効率的な経営を…と
アトラスホームの適正価格の理由を
いつもお伝えしていますが、

魔法でも何でもなく、種も仕掛けも
準備もしっかりあるということです。
「時短は技術」だと思います。