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小諸市『布引観音・布引山釈尊寺』さんをご紹介します!

こんにちは!長野市工務店アトラスホーム宮川です。

小諸市の釈尊寺(布引観音)は、山間の岩肌に建つ歴史あるお寺で、訪れるとその美しさに圧倒されます。参道を歩くと、奇岩や豊かな緑が広がり、自然と歴史が見事に調和しているのを感じられます。

アクセスは「布引観音参道駐車場」からが便利です。駐車場から観音堂までは片道20分ほどの山道です。参道は布引渓谷沿いに位置し、石段などが整備されているものの、坂道かつ湧水によりぬかるんでいる場所もあるため、参拝には注意が必要です。しっかりした靴で行くと安心です。
途中には滝や変わった形の岩、沢ガニを見つけたり等、自然を満喫できます。

ここには「牛にひかれて善光寺参り」という昔話があります。

昔、信心がうすいおばあさんが住んでいました。ある日、千曲川で布を洗っていると、突然一頭の牛が現れ、その布を角にかけて走り出しました。

おばあさんは驚いて、野を越え山を越えて牛を追いかけました。気がつくと、善光寺というお寺に着いていました。そこで牛を見つけたと思ったら、牛は急に姿を消してしまいました。

驚いて疲れたおばあさんは、その場に立ち尽くしました。日が暮れる頃、一筋の光が差し込み、その光に感動したおばあさんは、ひざまずいて心を入れ替え、一夜お寺にこもって罪を詫びました。そして家に帰りました。

ある日、おばあさんが布引山を見上げると、あの布が岩に引っかかっているのを見つけました。どうしても取り戻したいと思いましたが、崖が高くて取ることができませんでした。

おばあさんが一生懸命祈っているうちに、布と一緒に石になってしまったそうです。今でもその崖には布の形をした白い岩があります。

このお話は、布引観音菩薩が牛に変身して、おばあさんを善光寺に導いて信仰心を教えたという伝説です。信濃四大伝説の一つとして語り継がれています。

釈尊寺は大きな観光地ではありませんが、その静けさと自然が魅力的です。心を落ち着けたいときやリフレッシュしたいときにぴったりです。紅葉の時期にはさらに美しい景色が楽しめるので、また訪れたくなります。ぜひ体験してみてください。

途中で猫にも会いました!

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布引観音・布引山釈尊寺

住所:小諸市大久保2250
駐車場:無料(10台)
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