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「ローンアレルギー」の方へ 返済不能「三大原因」を予習してみると・・・


とにかく「借金が嫌い」なので、これまでローンを組まずに、車も現金で買える範囲で選んでずっと乗ってきました。さすがに「家」は住宅ローンを使うことを検討していますが、出来るだけ現金をかき集めて出し、ローンの借入額は最小限にするつもりです。どう思いますか?

「ローン嫌い」というか「ローンに対してアレルギーをお持ちの方」結構いらっしゃいますよね。明らかに「借り過ぎ」でもなんとも思っていない方よりは良いかもしれません。

しかし、そのいっぽうで、あまり度が過ぎれば「借金も少ないけど、手持ちの現金もほとんど無い」という状態に陥りそれはそれであまり好ましいことではありません。

急な出費の際に高利な融資を使わなければならなくなるようなことがあれば本末転倒です。要はバランスが大事ということですね。
そのうえで大きなお世話かもしれませんが、今回、ご相談者様は「なぜ借金が嫌いなのか?」について、一度、自分自身に向き合ってみるのも良いかもしれません。

その根本に「返せなくなったらどうしよう…」という不安が漠然とあるのなら、返せなくなってしまう状況を、より具体的に想定しておくこと、そしてそれに対して事前にどんな手が打てるか?実際に可能な具体策を明確にしておくことこれによって安心できる場合も多いからです。

住宅ローンが「返済不能になってしまう原因」について主な例を3つ挙げますと
①病気を患ったり 事故に遭ったりすることで 支出が増え 収入が減る
②勤務先の倒産やリストラなどによって収入が減る
③離婚など家族構成の変化で収入合算が不可能になり収入が減る

たしかにどれも自分の力だけではコントロールできない未来に起こりうる問題です。ただ、いずれも特に「持ち家」の方に限ってのものでなく家賃を払ってアパートを借りていても同じ状況になり得ます。

つまり「アパート家賃+マイホーム貯金」と「住宅ローン返済額」という それぞれにおける「住居費」が変わらなければ「特別な不安」とはならないはずです。

ご相談者様のように「かき集めて目一杯」ということではなかったとしてもある程度の手持ち金をきちんと用意することで、オーバーローンにならないようにすれば良い という 基本的なことで安心できるのだと思います。

それでもアパート住まいなら、万が一の時「もっと家賃の安い物件」に引越しすることも出来るけど 持ち家だとなかなかそうもいかない そうお考えになるかもしれません。

しかし、物件を購入する際に 「流動性の高い物件」 カンタンに言えば 人気の高いエリアを選び「多くの方がそこそこ住みやすいと思える最大公約数的な間取り」にしておけておけば、売却もさほど難しくないはずです。オーバーローンなど借り過ぎの状態でなく、売却ができれば、ローンを一括返済したうえで、例えば家賃の安いアパートへ住み替えることも可能です。

そのうえで「医療費」については「団体信用生命保険」を手厚くしておくとかその他「傷害保険」などにも加入しておけば、万が一に備え より安心して頂けると思います。勤務先のことについては…「失業保険」を受給しながら、新たな仕事探しをするという「現実」に向き合うしかないでしょうし、離婚については、家族として一緒に幸せになる確信や覚悟が持てていない状態で「持ち家を検討する」というのはそもそもナンセンスですよね。

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