家づくり一問一答

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完成見学会に出掛けるのなら・・・


「そろそろ工務店の見学会に参加してみようと思っています。
見学する時のポイントを教えてください。」

本題に入る前にまず大前提として
見学すべき家について確認しておきたいです。

「これからあるお客様に引渡されて
生活がスタートする実際の家」

であることが大事です。

同じ住宅会社が手掛けた家だとしても
展示場やモデルハウスでは全く意味が無いということです。

本当の意味での実例ではないからです。

そうですね。「等身大ではない」からです。

お洋服でもそうですよね。

手足が長くて顔の小さい完璧なスタイルのマネキンが
着ているとどんな洋服でもある程度格好良く、
素敵に見えますよね。

でも実際に自分が試着してみたら残念な感じだった…
という経験ってみなさんあると思います。私はあります。

家も全く一緒です。

こんなはずじゃなかった…となりがちなパターン
ですので気を付けてください。

で、本題です。見学会の見方なんですけれども

これはお客様が今どんな段階にいるのか?
ということにもよると思います。

■まだネットなんかを漠然と眺めていて
たくさんの選択肢が残っているのか?

それとも

■実際に資料請求してみたり、家を建てた友人からの情報で
ある程度、工務店が絞れているのか?

このあたりにもよると思います。

で、もし、前者だったらとにかく、広く、浅く、
たくさん見てみることでしょうね。まさに「目を肥やす」
という感覚です。

家づくりも「量稽古」が大事で
数を見ているうちに分かってくる「違い」
というのもあります。

あとは、せっかく現場に出掛けています。

HPの画面とか、紙の資料ではなく、
実際に実物にリアルに触れる訳です。

質感とか重量感とか、あとは空気感(匂いとか)も
含めて五感を活かして見学することを意識してください。

それから後者の場合、ある程度、
業者が絞れている場合ですね。

この場合はもう少し詳しく細部まで確認をしたいですね。

実際に施主様になった気分で
引渡し前の検査を行なうくらいの感覚で

仕上がり具合はどうか?小難しく言うと
「施工精度」を確認したいところです。

ただ、ここで皆さんには
気をつけて頂きたいことがあります。

どういうことかというと

今日見ているこの現場というのは、
たまたま、偶然、まぐれで、良くできているだけ
という可能性もあると言うことです。

特に、ある程度、規模の大きな会社の場合
担当する現場監督や職人さんがたくさん居るだけでなく、
その力量に差が有る場合もあります。

あるお宅は凄くよく出来ているけど
別のあるお宅はそうでもない。ということが有り得ます。

この部分をリスクヘッジするためには
どうしたら良いかというと

同じ会社が行なっている
見学会に何回も出掛けてみて、

その会社の複数の物件を見比べてみる
ということが大事ですね。

そのうえで、いつも安定して当たり外れがなく、
必ずある一定レベル以上の仕上がり

良い工事がされているということを
確認する必要が有るということです。

以上、見学会に参加する時に
気を付けることをお伝えしました。

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