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二世帯住宅を建てるなら・・・


「土地代が浮くから実家を2世帯住宅に
建替えることも視野に入れよう!
と主人が言い出しました。
私は今までアパートで別に暮らしてきたので
主人の親と一緒に住むのは少し不安です。
もし二世帯住宅を建てるのなら
何に気をつければいいでしょうか?」

ご心配はごもっともです。それぞれの家・家族には
それぞれの文化とかしきたりのようなものが在りますから

特に女性はご不安をお持ちになるのも無理はありません。

そもそも家づくりの目的は幸せに、
快適に暮らすためです。

そんな家づくりで悩んだり、
ストレスで苦しんだりするようでは
本末転倒ですからそんなことにならないように
出来る準備をあらかじめしっかりしたいですね。

まずはひとくくりに「二世帯住宅」と言っても
さまざまな種類が有ることを知っておいて頂きたいです。

・部屋数だけが多い同居型の二世帯住宅

から

・水廻りはもちろん、玄関まで二つある分離型の二世帯住宅

までです。

もちろん、必要な面積、掛かる費用、
得られるプライバシーには差が有ります。

そんな中からご自分たちに適した
二世帯住宅を選ぶ必要が有ります。

誤解を恐れずに言い切ってしまうと
二世帯住宅で問題になる原因は
「プライバシーが確保されないから…」に尽きます。

極論を言えば「アパート」も「ひとつ屋根の下に
まったく関係無い複数の家族が住んでいる」訳ですが
当たり前ですけど各世帯ごとにプライバシーが
確保されているのでストレスとかトラブルって
そんなにはありません。

※ここでは住み方による騒音トラブルなどは別です。

つまりプライバシーさえしっかりと確保されていれば、
二世帯住宅での同居はさほど心配はありません。

ちなみに二世帯住宅のパターンをより詳しくあげて
並べてみます。これは番号が増えるほど
プライバシーが確保しやすくなります。

1、水廻りはすべて共用で家族の部屋数だけ確保

2、トイレ・洗面は世帯ごとに用意し、キッチンと浴室は共用

3、トイレ・洗面・キッチンは世帯ごとに用意し、浴室だけ共用

4、すべての水廻りを世帯ごとに用意する

5、4を基本に、さらに玄関もそれぞれの世帯に用意する

6、5を基本に、さらに建物内部では行き来が出来ない間取りにする

もうここまで行くと先ほど例にあげたアパートに近いですね。
しかし、さらにこの上があるのです。

7、6を基本にさらに、それぞれの世帯の玄関と駐車場を遠くに配置する

つまり「昨日は帰りが遅かったのね…」とか
「夜遅くに車のドアの音で起きちゃった…」とか
「お友達が来ていたのね…」とか言われない様にするためです。

実際に2世帯住宅を建築して暮らしてらる方の
経験談です(汗)。

では、プライバシーさえしっかり確保出来るように
二世帯住宅を建てればすべては上手くいくように
思えますがそれが実は意外と難しいのです。

長くなったので、続きは次回にします。

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