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親に「家づくり」を反対された…


「旦那の両親から家づくりを
反対されています。どうすれば良いですか?」

ビックリされたかもしれませんが、これは
家づくりの仕事をしているとよく経験することです。

ひと言で「親の反対」といっても
大きく分けて2つのケースに分けられます。
どちらかによって対策も変わりますので
まずはそこからお話ししましょう…

まずは…「親が心配しているケース」

親の立場から見ると、当然なのですが
自分の子供は「いつまでも子供だ」と思いがちです。

そして自分自身の過去の経験を振り返ってみても
「家づくり」といえば人生の一大事だったので、
純粋に心配してくれていることが多いのです。

「頭金は貯めたのか?」
「人生設計をしっかり検討したのか?」
「悪い業者にそそのかれてないか?」

親の心の中でも、
そんな気持ちがモヤモヤしているのですね。

逆に言えば「家を建てたい」という希望だけを
いきなり伝えるとそうなりがちです。

じゃあどうすれば良いかというと・・・
親に安心してもらえるような材料

それは具体的には
資金計画書、ライフプラン、スケジュール表などを、
きちんと用意したうえで、今の状況を
しっかりご報告することに尽きます。

つまり元をたどると…「コミュニケーション不足」
が原因となっていることが多いです。

「まだ早い」とか「止めておけ」などという
親の「セリフ」をそのまま受け取るのではなく

「じっくりと時間を掛けて色んなことを
しっかり検討したのか?心配をしているよ!」
と解釈されると良いと思います。

親からの暖かいアドバイスだと捉えてください。
親心というものを察して「きめ細かな報告」を
試みてはいかがでしょうか?

次に…「一緒に住みたい、一緒に住むつもり、
など親にも住まいについて
ある程度具体的な計画を持っているケース}です。

親とのコミュニケーションが
しっかり取れていないという点では
先ほどのケースと一緒です。

ただ、この場合には先ほどのケースの様に
単純に「報告」をすれば良い…というのと比べると
家族での重要な「会議」が必要になると思うので
ちょっと大変です。

親の意向と自分たちの希望とが
同じ方向を向いていれば良いけど

そうでない場合には「代替案」を
探さなければならなかったり
どちらか?もしくはどちらも、が妥協や我慢を
するというような「調整」が必要になる場合もあります。

個人・家族の問題だけに留まらず
親族の問題に発展する場合もあります。

「長男なのだから…」「跡取りなんだから…」
「代々受け継いできたのだから…」
「この後の面倒は誰がみるの?」
なんてセリフが出たりもするようです。

お金が絡むとさらに大変です。

「相続」は「争続」と書くことも有る位です。

こういう隠れた問題
「あえて臭いものに蓋をしていた」とも言えますが

「家を建てる」ということが「きっかけ」となって
炙り出されるということですね。

もちろん個々に事情が異なりますし
繊細かつ難しい問題です。
決まった答えがある訳でもありません。

ただ、片付けるべき、白黒ハッキリつけるべき
時期が来たという「お知らせ」だと「解釈」して
逃げずに向き合うべきなのでしょうね。

これもまた「家づくり」の一面です。

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