小さな3階に見えるけれど…ロフトと2階の違いとは?
こんにちは!長野市の工務店アトラスホームの設計担当、伊藤です。
SNSなどで「ロフトのある家」を見かけることがあります。
収納スペースとして使われていたり、お子さまの遊び場になっていたり、趣味の空間として活用されていたりと、その使い方はさまざまです。
一見すると「小さな3階」のようにも見えるロフトですが、実は建築基準法上では2階とは異なる扱いになっています。
では、ロフトと2階の違いはどこにあるのでしょうか。
今回はそんなロフトのお話です。
~ロフトには決められた条件がある~

◆天井の高さにはルールがある
ロフトは建築基準法上、居室ではなく収納などを目的とした付属的な空間として扱われます。
そのため、天井の高さには上限が設けられており「1.4m以下」とされています。
もし天井が高くなりすぎると、単なるロフトではなく居室として利用できる空間と判断され、建物全体の扱いにも影響してきます。
ロフトを計画するときは、この高さ制限が大きなポイントになります!
◆広さにも制限がある
ロフトには面積にも一定の制限があり、ロフト部分の床面積は直下階の床面積の「2分の1未満」とされています。
そのため「せっかくなら部屋いっぱいにロフトをつくりたい!」と思っても、無制限に広げられるわけではありません。
こうしたルールがあることで、ロフトはあくまで補助的な空間として位置づけられています。
~制限があるからこその魅力も~

ロフトには天井高さや面積などのルールがありますが、それは決して不便なものではありません。
限られた条件の中だからこそ、住まいに合わせてさまざまな工夫ができるのもロフトの魅力です。
例えば、
・2階ホールから固定階段で上がるロフト
・子ども部屋の上部に設けたロフト
・勾配天井を活かして小屋裏空間とつなげたロフト
・収納を目的としたシンプルな小屋裏収納
など、住まい方に合わせてさまざまな計画が考えられます。
収納として活用するだけでなく、読書スペースや趣味の空間、子どもたちの秘密基地のような場所として使われることもあります。
家づくりでは「ロフトをつくること」そのものではなく「どのように使いたいか」を考えることが大切です。
ロフトと2階には法規上の違いがありますが、その特徴を上手に活かしながら計画することで、暮らしに楽しい+α(プレスアルファ)の空間をつくることができそうですね!




