回遊動線のある暮らし方

こんにちは！長野市の工務店アトラスホームの設計担当、伊藤です。

間取りを考える時「動線」をどう考えるかによって、暮らしやすさが変わってくると言っても過言ではありません。

～暮らしやすい動線とは？～

動線でよく見かけるのが「回遊動線」　回遊動線とは、行き止まりが無く行ったり来たりせずに、家中をぐるっと回ることができる動線です。

◆水廻りをまとめて結ぶ
使いやすさも抜群で、無駄のない人の動きが確保されるので好まれる方も多いかと思います。最短距離で移動できて、毎日の家事効率を上げるための家事動線に優れており人気の使い勝手ですね！

◆ウォークスルークローゼットで部屋を結ぶ
個室間にウォークスルークローゼットを設けて通り抜けできる動線は、通路のスペースに収納も兼ねることで省スペースが図れます。また、玄関とつなげれば出掛ける時や帰宅後に、そのままコートを来たり脱いだりできて便利ですね。

～回遊動線は作れば良い訳ではない！？～

つながることで無駄な動線が減り、便利で家事ラクになる回遊動線ですが、子育て中のご家族で気を付けたいのは、やはり「プライバシーの確保」です。

両親の寝室と子ども部屋をつなげてオープンにしたり、浴室や洗面室などをつなげる際には、間仕切りが作れるような配慮や、ドアや引戸などでクローズできるようするなどの工夫があると安心です。

ご家族とどう暮らしたいのか、おウチの中でどう過ごしたいのか考え、また将来的なライフスタイルの変化も見据えた家づくりを進めていけるといいですね！