建築用語が由来の言葉③『束の間』
こんにちは!長野市の工務店アトラスホームの工事検査担当の平です。
【建築用語が由来の言葉③ 今回は『束の間』をご説明します!】
■その言葉『束の間』の意味は。。。「ほんの少しの時間」「ちょっとの時間」「あっという間」
■用語の由来は。。。「束(つか)」は、建築用語で「短い柱」を意味し、床を支えるために立てる「床束(ゆかづか)」や屋根を支える「小屋束(こやづか)」、鴨居(かもい)を吊り支える「吊り束(つりづか)」などがあります。
■そんな「束」は、元々は長さを表す言葉です。「一束(ひとつか)」は「指四本分の幅、握りこぶしの幅」で、「一握りぶんほどの短い長さ」を意味します。また、「間」は「時間」を意味します。つまり短い幅の長さを時間の長さに例えて、「ごく短い時間」という意味で「束の間」という言葉が用いられるようになりました。
■これは、「鋼製束(こうせいつか)」というものです。アトラスホームで使用しています。ベタ基礎床版の上(表面)に設置して、土台や床材を支えるために立てる「床束(ゆかづか)」です。
まだまだ建築用語が由来の言葉は沢山あるので、次回以降ご紹介していきます。