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建築用語が由来の言葉②

こんにちは!長野市の工務店アトラスホームの工事検査担当の平です。

今回は、【建築用語が由来の言葉② 『釘を刺す』】をご説明します!

その言葉の意味は。。。後からなにか間違いや問題が起きることがないようにするため、あらかじめ相手に注意・警告(あらかじめ念を押す)をしておく。

用語の由来は。。。古く日本の木造建築は、釘を使わず木材に穴を開けて、木材をはめ込む工法であった。はめ込むだけでは不安定なので、鎌倉時代頃から念のために釘で固定する様になった。そこから、江戸時代中頃、間違いないよう念を押す意味として『釘を刺す』と言われるようになった。


『釘を打つ』よりも『釘を刺す』ということが多い理由は、当時の建築で使われていた釘が和釘であったことに関係する。和釘は断面が角張り、先端が剣先状で打ち込むには力が必要なので、穴をあけたとこへ釘を刺しこむようにしていた。そのため『釘を刺す』が一般的に使われるようになった。

まだまだ建築用語が由来の言葉は沢山あるので、次回以降ご紹介していきます。

建築用語が由来の言葉『いの一番』

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