自然災害への備えは、家族みんなで出来ることから
こんにちは!長野市の工務店アトラスホームの設計担当、伊藤です。
本日、3月11日は東日本大震災の発生から11年です。
多くの尊い命に、住まいに、故郷に、失ったものを想うと、今でも胸が苦しく悲痛な感情が自身を襲います。
私たちに出来ることは何でしょう。自身の力は小さくとも身近な誰かは(何かは)守れるかもしれません。
自然災害への備えは忘れてはいけません。そしてこれらは誰しもが考えられるし、実行出来ることだと思います。
~家庭で取り組める備えと対策とは?~
◆お住まいの地域にある自然災害のリスクを認識する
行政のハザードマップを確認し、どこにどんなリスクが予想されるか知っておくことが大切です。
[長野市行政地図情報] https://www2.wagmap.jp/nagano/Portal
スマホの位置情報から、その土地の地盤情報を確認できるアプリもあるので必要に応じて活用しても良いですね。
◆家具の固定、持ち出し品の準備、非常時の食料・物資の備蓄
家具は必ず倒れるものとして考え対策が必要です。非常用持ち出し品はご家族の成長に合わせ、今必要な物は何かを考えて準備しましょう。
◆安否確認方法を決めておき、避難場所や避難経路を確認する
災害用伝言ダイヤル「171」や災害用伝言版など電話番号で確認できる方法や、避難場所の位置や経路を家族みんなで共有しておくことが大切です。
◆もしもの時の情報収集を行う
災害時に役立つ政府の公式ツイッターアカウントをフォローしておいたり、SNSが情報伝達の手段として活用されます。
◆災害後の住宅や生活の再建・補修などに経済的な備えも大切です
保険や共済への加入など、災害後の日常生活再建も考慮して、ご家族で十分に検討しておきたいですね。
~突然の災害に対応するために出来ること~
私たちの日常生活はさまざまなインフラに守られていますが、想定以上のことが起こる可能性もあります。
普段から災害が起こることを想定し準備しておくことで、被害を最小限におさえることができるのではと考えます。
我が家でも災害を知らない小さな子ども達がいます。
知らないからこそ伝えていきたいし、いざという時にどうしたら良いか迷うことのないよう、家族で日頃から話し合っていきたいと思います。
出来ることから…ですね!