ツバメが巣を造る家は「縁起が良い」と言うけれど・・・
先日の在宅勤務中やたら元気な鳥の鳴き声が聞こえてきました。
窓の外に目をやるとツバメでした。季節の風物詩ですね。
なんて微笑ましく書き始めたいところですが
工務店としては少し複雑な気持ちもあります。
毎年OB様から「ツバメが巣を作って困っています」
というご相談を頂くからです。
特に小さなお子様がいるお宅は
いくら縁起が良いと言われても不衛生で心配でしょう。
しかし、よく考えればツバメはなかなか凄い。
毎年、何千キロも移動して日本へ来る。途中には天敵もいる。
嵐もある。病気もある。弱肉強食の自然界は、
物価高騰や住宅ローンの金利上昇を心配している私たちより
ずっとシビアな世界…毎日が生存競争です。

それなのに彼らは戻ってくる。誰に頼まれた訳でもないのに。
補助金が出る訳でもないのに(苦笑)です。
きっと強烈な「帰巣本能」があるのでしょう。
家づくりの仕事をしていると…「断熱性能」や「耐震性能」
「補助金」や「住宅ローン」毎日のようにそんな話をします。
もちろん大切なことですが、時々思うのです。
そもそも人間はなぜ家を欲しがるのだろうと。
雨風を防ぎ 暑さ寒さに耐えるため もちろんそうなのでしょうが
それなら賃貸住宅でも良いはず。でも人は自分たちだけの拠点を持ちたがる。
私たちは理性的な生き物だと思っています。
性能を比較し、住宅ローンの損得を比較して
確かにそうです。でも、そのもっと奥の方には、
「自分の居場所が欲しい」という生き物としての
本能に近い感覚があるのかもしれません。
ツバメに考えさせられた長野市の工務店アトラスホームの松下でした。





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