「おとり広告」にはご用心!
「土地購入からの家づくり」を計画しています。不動産情報サイトで気になる土地があったので、しっかり検討したうえ「前向きに進めたい」と連絡したところ「すでに購入を希望する人との契約日が決まってます」と言われました。「では、なぜサイトに載っているのか?」聞いたところ「契約が完了したら消すつもりです」とのこと…「よければ他の土地もありますよ!」と言われ、なんだかモヤモヤしました。こういうことってよくあることなんでしょうか?
これは建築・不動産業界に居る者として正直にお伝えすると、一定数は起きてしまっている話だと思います。不動産情報は、とてもその動きが早いからです。
・申込みが入る・契約日が決まる・情報の更新が追いつかない
こういったタイムラグにより、実際の状況とネット上での情報に「ズレ」が出ることは現実的にあり得ます。
ただ非常に残念な話ですが既に買えない物件情報の掲載を意図的に続けているケースもあるようです。
業界全体として見ると、いわゆる「おとり広告」と言われるものが問題になってきた歴史もあります。
これは「魅力的な物件の情報で興味を引き 問い合わせを獲得する」「そのうえで問い合わせをきっかけに 別の提案へと誘導する」
こういった流れのことを指します。もちろんすべてがそうだとは言いません。
ただ、注意しておくべきポイントであるということです。
今回の件も「すでに直近の契約日まで決まっているのに、まだ、そのまま掲載されている」そして「別の物件の存在も匂わされた」ということから「違和感を覚えた」という感覚もとても自然なことだと思います。
土地えらびも家づくりも時間をかけて、悩み、真剣に判断していくものですよね。
だからこそ入口になる「情報」は非常に重要なものです。
・正確かどうか・更新されているか・誤解を生まないか
これらは、本来とても丁寧に慎重に扱われるべき部分です。
これから土地えらびをされる皆さまは、魅力的な良さそうな情報に出会った時ほどほんの少し立ち止まって、慎重に確認してみてください。
現在も本当に販売中なのか?いつ更新された情報なのか?状況が動いていないか?そしてもうひとつ…信頼に足り得る会社なのか?とても大切なことです。
土地を買うこと自体は決してゴールではないはずです。その先に住まいづくり、完成後の暮らし、長いお付き合いが始まっていきます。
だからこそ、どんな情報の出し方をしているか?どんな姿勢で向き合っているか?こういう部分も含めて判断することが、結果的に後悔を減らすことになります。
少し耳障りの悪い話になったかもしれませんが、土地えらびも人生の大きな決断です。
情報に翻弄されるのではなく、自分で見極める力を持つ、これがとても大切だと思います。




