家は若いうちに建てるべき…の根拠は?
久しぶり!イーエだよ。
「『家は若いうちに建てる方が良い』
と親とか上司など年配の人から
言われますが根拠って何ですか?」
という質問を貰っています。
ちなみに松下さんは何歳で
マイホームを建てたのですか?
松下さん「私は仕事がら割と早いほうで
28歳の時です。で、FPとして
私も早く建てるべきだと思っています。
その理由は主に3つあると思っています。
イーエ「へーそうなんだ教えてください。」
松下さん
「1つ目はとっても単純で…より経済的だから…です。
もちろん前提条件にもよりますが
長野市のような地方都市で賃貸暮らしで、
さらに会社の家賃補助が無くて(少なくて)
家賃のほとんどを家計から自腹で出している
そんな場合はその典型です。
あえてかなり乱暴に言いますが
大家さんがAP経営で儲けているということは
借りている側は損をしている訳です。
家賃は「捨ててる」だけで住んでる空間は
少しも自分のものにはなりません。
ホテルや旅館など1泊~1週間の旅の宿なら
もちろん「借りる」という選択肢しかありませんが
数年住むつもりの賃貸は地方では純粋に
「住居費」としてかなり割高です。
(地価の高い日本の都会では別です)
払っているお金(家賃)と借りている空間の
広さや快適さとのつりあいが取れているとは
正直考えづらいですね。
特に最近の住宅は一昔前の家と比べ
長寿命化しています。人間と一緒です。
つまり若くして建てたからといって
歳を取って、もう一度建てなきゃならない
ということにはなりません。
それなら出来るだけ早く建てて
家賃を払って過ごしている時間を
短くすべきです。
一般的にアパートの家賃を払いながら
マイホームを持つための自己資金を
貯めるのは非常に難しいものです。
そして、自己資金が増えないから
マイホームが持てず年齢だけ増えていき
ローンの借入期間が短くなってしまい
その結果ローンが組みづらくなる
という負のスパイラルに入ります。
私も、親戚や親友などの身近な人には、
『自己資金なんてちまちま貯めてる
場合じゃないよ、さっさとローン組んで
早く建てな!
そして早く返済を始めた分だけ、
もちろん早く返済も終わるから
そしたらその後は老後資金の準備だぞ!』
とかなりストレートに伝えています。
これ冗談のように聞こえるかもしれないですが
FPとしての本心です。」
イーエ「なるほど・・・
長くなってしまったので、残りの二つの
理由はまた次回聞かせてください!」