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大工道具による技術

みなさん こんにちは
アトラスホームの一ノ瀬です!
アトラスホームの構造は、「在来軸組工法」と呼ばれる
昔ながらの、柱と土台や桁を組み合わせて
家の骨組みを作る工法を採用しています。
以前は大工さんが、材木に墨で加工の寸法図を記す
「墨付け」を行い、手加工で造っていました。
最近では工場で加工を行う、「プレカット工法」が主流となり
現場で加工することは少なくなりました。
「プレカット工法」の場合、
・精度の均一化
・工期短縮のための効率化
・端材が出ないことで現場美化
など、多くのメリットがあります。
この様な時代だからと、あえて手加工を行っている
工務店さんもいらっしゃいますね。
デメリットが無いように思えますが
なかなか大工さんの技術を発揮する
場面が少なくなってきました。
今の家づくりでは、昔ながらの和室はほとんど無くなり
畳が敷いてある洋室がほとんどです。
実際に私の家でも、天井と壁がクロス仕上げの
畳が敷いてある和室があります。
余裕があれば本格的な和室にしたかったのですが
なんせ、使用する材料と手間代で洋室の倍以上掛かりますからね・・・
そのような今の家づくりでも、大工さんの技術を
活かす機会が全く無いわけではありません。


電動ではない、「のこぎり」や「のみ」を使うこともあるんです。
のみは、刃の幅に種類があり
3mmから42mmなど、
使用箇所によって使い分けます。

揃っているものを「組のみ」と言い、
ほとんどの大工さんは持っているはずです。
私も持っていたんですけどね・・・
大工仲間に譲ってしまいました(笑)
値段もピンきりで、数万~数十万円もするんです!
大工さんの、道具を駆使して行う技術は
いつまでも残して欲しいものです。
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