家づくり一問一答

  1. HOME
  2. 家づくり一問一答
  3. 「ローコスト住宅」を検討するなら・・・

「ローコスト住宅」を検討するなら・・・


「大手ハウスメーカーの家は
とても手が届かないと分かり、現在ローコスト住宅を
検討しています。何に気を付けたら良いですか?」

「ちなみにアトラスホームは自分たちが造る家を
「ローコスト住宅」だとは思っていません。
「適正価格の家」だと思っています。

で、いわゆる「ローコスト住宅」と呼ばれる会社は
大きく2つに分類できると思います。

◆本当に価格は安いが品質や性能も低い会社
◆広告上だけは価格が安いが最終的には安くない会社

でも、いきなりこう言い切ると反論もあるだろうと
思います。その根拠を解説しますね。

この2種類のローコスト住宅の会社には共通点があります。
家そのものとは関係無いものに相当なお金が掛かっている
ということです。

まずは「広告費」です。どちらもテレビやラジオや
WEBでのCMをかなり行なっています。

その証拠に皆さんは「会社の名前」自体を
大手ハウスメーカー並みに知っているはずです。

次に「展示場経費」です。大手ハウスメーカーの様に
総合住宅展示場に出展していなくても
利便性の良い国道沿いの広大な敷地に
自社の展示場を構えているはずです。

その証拠に皆さんは「会社の存在」を認知しているはずです。

皆さんに会社のことを知ってもらうために
「広告費」も、そして「展示場経費」も
大手ハウスメーカー並みに掛けているということになります。

大手ハウスメーカーについては家自体の価格も
それなりに高額ですから、そういった「経費」を
会社が出せるのは理解できますが

では、なぜ「ローコスト住宅」で
そんなことが出来るのでしょうか?

ということで、改めて先ほどの答えを違う言い方で言いますと

◆建物(工事)の質や性能を落としてるから
◆追加費用の上乗せが多く最終的に安くないからです。

ということでどう注意したらいいか?ですが

たしかに価格は安いが建物(工事)の
質や性能を落としているのでは?という会社については

■建築している途中の家を見せて!
■現場で実際に働く職人に話を聞かせて!

と言うことが有効です。

現場は整理整頓されているか?資材は大切に扱われているのか?
養生がされているのか?人間が現場で造るものですので
どんな人がどんな心持ちで工事をするか?によって
家の出来上がりは変わります。

だから同じビスを一本打つにも同じ断熱材を固定するにも
その会社の「標準施工方法」が決められていて
それを守るべく現場管理は行なわれます。

もしこういうものが守られなければ、いくら良い材料を使っても、
厳密に言えば机上の設計通りの性能値が出ません。

それらがきちんと守られている現場なのか?を確認すべきですね。

大量の「同じ物」を「決まった流れ」で「完璧に管理された工場」で
製造される自動車や家電製品と住まいは異なります。

すべて異なる間取り、様々な材料、そして天候などに
左右される屋外の現場・・・

雨も降れば風も吹く…そこで精度の高い工事を
行なうのは皆様が思うほど簡単ではありません。

質の低いただの「安かろう悪かろう」のローコスト住宅は
この辺りが非常に甘いです。そして、それを自覚しているので
工事中の現場(裏舞台)をあまり見せたがらないはずです。

ひとつの目安にされてもいいかもしれませんね。

次に追加費用が多く最終的には安くない会社です。

こちらに対してはもう少しカンタンです。

最終価格が出るまでは一切「契約行為」は行なわないよ
と言うことです。

全ての打ち合わせを終えて、最終図と最終見積もりが
出てから契約すれば良いだけ。

ただ、もちろん、そういう会社は「最終金額はそこそこになってしまう」
ことをやはり自覚していますので、つまり確信犯ですから、
口八丁手八丁で「とりあえず契約」を促します。
●●キャンペーンなどはその典型です。

私は家づくりには「入口の価格」と「出口の価格」と
2種類の価格があると勉強しました。私は出口の価格を把握してからでないと
契約行為を行なうつもりがないですが、その進め方で良いですよね?

と、あらかじめ宣言してみましょう。

それでは困るとか、嫌だという会社はおそらく打ち合わせでの
追加・増工ばかりの会社です。関わらない方があなたの為です。

以上、非常にカンタンでしたが
いわゆる「ローコスト住宅」と言われている会社と
家づくりを検討する時の注意点をお伝えしました。

家づくり一問一答

家づくり一問一答一覧

ブログ

代表ブログ


スタッフブログ


信州ライフ情報