失敗しない壁紙の選び方
間取りが決まりキッチンなども選び終わり
今はインテリアの打ち合わせ中です。
「壁紙」はサンプル帳を渡されて
この中から好きに選んでください。
と言われたのですが、何に気を付ければ良いですか?
「壁紙選び」の注意点ですね。
一般的に壁紙(クロス)で仕上げる
家づくりの場合、壁紙が張られる部分というのは
実は家の中で一番面積が広い部分となります。
そんなことを言ってしまうと
「壁紙選びは失敗できないぞ!」と
力が入ってしまうかもしれませんが
面積の大きい部分だからこそ
あまりたくさんの色や柄を使わずに
できるだけシンプルに仕上げることを
私たちはおススメしています。
お洋服のコーディネイトとも
共通する部分があると思うのですが
たくさんの色や柄をまぜて使うのは
とても難しいものです。
そんな中で、割と簡単に
お洒落に見せてくれるのが
スカーフとか帽子とか靴などの
割と小さな面積の部分に
アクセントとなる「差し色」を
入れるという手法ですね。
住まいの場合は、カーテンとか、
家具や照明器具や、家電製品
その他、アクセントラグとか、時計などの小物、
そして額に入った絵や写真など
それと観葉植物
そういった、たくさんの色の有るものが
後で、取り付けられたり、
置かれたりすることになります。
こういったものを「差し色」と考えると
そういうたくさんの物を受け止める力のある
包容力のあるシンプルなインテリアが
おススメとなります。
自由設計の住まいだから
注文住宅だからインテリアにもこだわれるよ!
と言われると「せっかくだから・・・」
と気合が入ってしまうのもよく分かりますが
だからこそ、あえて、抑え気味に
家が完成した後に
後から、たくさんの物が入ってくることを
あらかじめ想像してお選びください。
あくまで個人的な見解ですが
フローリングや建具との
色の相性をチェックしたら
「ちょっと地味すぎるかなぁ」
というぐらいの感覚で選んでも
ちょうど良いくらいかもしれません。