ちょっと気になる長野の建物『信濃川田駅』をご紹介します！

こんにちは！長野市工務店アトラスホーム松下です。

今回の訪問先は、長野電鉄屋代線の廃線区間にある信濃川田駅です。屋代線の駅は廃線とともに解体されたり、設備が失われるケースも多いですが、信濃川田駅は現在も昔の面影を残しております。

私自身、屋代線に乗車したことはありませんので、今回が初めての訪問となります。

信濃川田駅は現在、長野電鉄のバスの待合室として活用されております。かつての屋代線の屋代駅～須坂駅の区間は、現在バスによって代替されております。
電車を利用されていた方もバスで移動することができますので、安心ですね。

早速、駅舎の中を見学してみることにしました。木造駅舎の古びた趣きがいかにも素敵です。壁にかけられた列車の時刻表は縦書きで、年代を感じさせてくれました。

廃線から10年ほど経過しておりますが、なんとも昔の建物の雰囲気が色濃く残っております。駅舎の入り口の壁面には、かつて長野電鉄を走っていた列車の勇姿を思わせる写真が大きく展示されていました。
壁面には信濃川田駅の写真が数多く展示されており、まるで小さなギャラリーのような感じでした。昔の車両の座席もそのまま残されており、懐かしさが漂っております。

ホームへ出てみると、線路も一部残されています。田園風景の中に佇む信濃川田駅は、列車がいつでも現れそうな雰囲気で癒されますね。

初めて訪れた信濃川田駅ですが、のどかで心地よい風景が広がっていました。山を望む線路はまるで絵画のような美しさでした。