照明計画のポイント~和室編~
こんにちは!長野市の工務店アトラスホームの設計担当、伊藤です。
昔の住宅には当たり前にあった「和室」ですが、現代では使い道がないという理由から減少の傾向にありました。しかし、最近ではリビングと続きになっている畳コーナーなどのバリエーションが増え、そのまま寝転べたり使い勝手が良いと人気が高まっています。
照明器具も従来のような純和風の吊り下げ照明より、ダウンライトを採用してリビングとの繋がりに違和感ない照明器具を選ぶ方も多いです。
~和室の照明計画のすすめ~
和室の照明は使い方で決まります!ご家庭によって使用目的が多種多様の和室は、まずはどのように使うのかを考えると良いでしょう。
◆生活の中心として使う
「寝る・食事・読書・くつろぐ」など、一日を通して様々な行動が予想されます。
◆普段は使わないが、来客の対応で使う
独立した和室であれば仏間や床の間があったりします。来客時の対応にも使います。
◆リビングに隣接して必要に応じて使う
「子どもが遊ぶ時・友人を招いた時・洗濯物を畳む時」など、リビングの延長として使う事も。
「シーリングライト」で和室全体の明るさを確保したり、現代風の「ペンダントライト」でおしゃれにしたり、床の間がある和室には「ダウンライトや間接照明」でギャラリーの様な演出もできます。
また、リラックスしたい時などには床に置くタイプの「フロアスタンド」がおススメです。基本的に床に座って過ごすことが多い和室には、低い位置から照らせるフロアスタンドがぴったりですよ~。
赤ちゃん時期の子育てや、お子さんからご年配の方まで幅広く使う事ができる和室。皆さんはどんな照明器具を選びますか?