重い屋根でも大丈夫!?
こんにちは♪
アトラスホームの伊藤です。
すっかりお仕事モードに切り替わっている頃でしょうか。
GWは皆さん、どう過ごされましたか?
私は家族で帰省し、それぞれの実家を行ったり来たり…
なかなかハードなお休みでした(苦笑)
甥っ子も居たのでみんなで「子どもの日」のお祝いも
しましたよー!!バッチリです
GWのお休み前には、会社の打合せに娘共々参加しました。
ご来社頂いた方はご存知かと思いますが、事務所の
玄関ホールには、どでかいバズライトイヤーがいます!!
娘もその大きさに少し固まっていました(笑)
なかなかこんな大きいバズには会えませんので
皆さんも来社の際には、記念写真いかがでしょうか
さて、昨日の一ノ瀬さんのブログで
太陽光発電パネル搭載の家づくりについてあったので
せっかくなので、私は構造的な事を少しお話したいと思います。
アトラスホームでは、1棟1棟「耐力壁」の検討をしており、
耐震等級2相当(建築基準法の1.25倍以上)を確保できるように
筋違を配置計画しております。
具体的には「壁量計算」を行うのですが、それには地震力と
風圧力に対する必要壁量を求めることから始めます。
地震力に対する必要壁量は、床面積に係数を乗じて求められ、
風圧力に対する必要壁量は、見付面積に係数を乗じて求めます。
これらの計算に使う「係数」というのが、
地震力に対する検討の際は、階数と屋根材の種類によって
(重い屋根:瓦屋根/軽い屋根:ガルバリウム鋼板など)
大きく違ってきます。
アトラスホームでは、実際に使われる屋根材にかかわらず
全棟「重い屋根(瓦屋根)」の係数を用いて検討しております。
屋根が重くなるという事は、計算上不利となるので
より多くの耐力壁が必要です。 でも言い換えれば
「安全側」に検討しているということになります。
新築時にガルバリウム鋼板の軽い屋根だったとしても
もしかしたら今後、太陽光発電パネルを搭載することも
あり得ます。 瓦屋根に葺き替えることもあり得ます。
屋根に大きな荷重がかかることになっても
家全体の構造設計は元々「重い屋根」で検討していますので
耐力壁の追加や補強など必要ありません。
構造的な不安を少しでも解消できるように、
お手伝い出来ればと思いますので、細かな事でも
お気軽にご相談下さいね。