見学できます!木造モダニズムの傑作
こんにちは♪
アトラスホームの伊藤です。
先日、家族で東京都小金井市にある「江戸東京たてもの園」に行ってきました。
文化的価値の高い歴史的建造物を移築し、復元・保存・展示する野外博物館で昭和レトロな街並みを再現していたりと、タイムスリップした不思議な感覚を味わいました。
するとどこかで見たことある建物が…ん? よく見ると「前川國男邸」という看板が。 えぇ~!?驚きました!
昭和戦前から戦後にかけて、日本の現代建築の発展に大きく貢献した建築家で世界的にも有名なル・コルビュジエの弟子でもあった人物です!
前川國男の自邸は、戦時統制下につくられた木造モダニズム建築の傑作と言われていて、私も学生の頃に教科書で知り、いつか実際に見てみたいな~と思っていた建物のひとつです。
外観はどっしりとした安定感のある落ち着いたファサード。 切妻屋根を正面にした大きな屋根に、二層分の大きな開口。 一応2階建てなんですよ~ さらに象徴的な丸い棟持ち柱。 気持ちの良い外観ですね。
建物中央には吹き抜けの空間があります。 とっても大きな開口から部屋の仲間で日差しが入っていました。 とっても明るくて快適な空間です。 庇が深く1.5mほど出ているので、冬は暖かな陽が差し込み、夏はほとんど差し込まないかもしれませんね。
本当に大きな窓です。 窓の桟は木だけでガラスを留めており、細かなディティールまでのこだわりを感じます。
ちなみに平面図がこちら↓
間取りはとってもシンプルですよね。 でも今の時代でも全然アリだと思いませんか!?なんて(笑)
思いがけない素晴らしい建物との出会いに、興奮が隠せない一日となりました。
今の時代、簡単に本や雑誌で知る事が出来ますし、インターネットで検索できるので実際に見なくても、見た気になった感じがします。でも、やはり本物に触れ体感した時のこの感覚を大切にしたいなぁと思いました。
アトラスホームでも毎月、お客様が実際に建てられたお宅をお借りして完成見学会を開催しております。
先月の見学会が終わったばかりですが、今月末も行いますので機会があればぜひ皆さんも、実際の建物を体感してみませんか!?
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