天井の高いおうちが・・・続編
こんにちは。イーエだよ!
毎日寒いね~。。。
前回は大手メーカーでなく
地元工務店でも天井の高い家を
建てられるのか?という質問だったね。
おうちの天井の高さについて
せっかくだからもう少し詳しく
一ノ瀬さんに教えてもらいます。
一ノ瀬さん
「建てるおうちの天井の高さを実際に高くしても
必ずしもその空間が広く感じられるという訳では
ないんです。」
イーエ
「どういうこと?」
一ノ瀬さん
「目の錯覚ってあるでしょ?
それをうまく利用すれば実際は高くなくても
高く感じさせることが出来るし
逆に間違って使えば実際に高い天井高も
そう感じられないこともあるんです。」
イーエ
「うーん、例えばどんなこと?」
一ノ瀬さん
「まずはお部屋の面積と高さの関係も大事だよ。
大手ハウスメーカーの展示場のリビングみたいに
とても広い空間なら良いのですが
フツーのお客様宅の現実的な広さのリビングで
天井の高さだけが特別に高いと縦横の比率
(バランス)がおかしくて
逆に部屋が狭く感じられることすらあるんだ。
あとは「廻縁」っていう壁と天井の間の部品を
付けないだけで天井面が繋がってみえるので
視線が途切れず、それによって高さを感じられるよ。
色も大事だね。天井面を明るく彩度も高い色で
仕上げれば圧迫感が減り天井は高く感じられます。
もちろん逆にすれば…低く感じることになるね。
それと…テクニックとして
「広がりを感じさせたい部分(例えばリビング)以外
(例えば玄関とか廊下とかダイニング)の天井を
わざと低く造ることでリビングを高く感じさせるという
方法も有ります。
実際の「数値」よりも生身の人間である施主様が
快適だと思う「感覚」のほうが大事だと思います。
実際の高さ、広さ、低さ、狭さと
高く感じる、広く感じる、低く感じる、狭く感じる
ということは一緒ではないんですね。
難しいところですが、だから面白いとも言えます。」
イーエ「本当だね。ありがとう!勉強になりました。」