基礎工事②
こんにちは。
アトラスホーム廣田です。(-.-)
今回も基礎について。
基礎工事は重要な管理項目がいろいろあるのですが、
一番管理が難しいといっていいのが、
「基礎の天端レベルチェック」です。
簡単に言うと、基礎が水平に出来上がるように
チェックするということです。
なぜ、管理が難しいかというと、
コンクリートが固まる過程で高さが変わってしまうからです。
一般的な基礎コンクリート打設工事における天端調整の流れは
コンクリート打設時に、事前につけておいた目印を頼りにして、
コンクリートを流し込みます。
コテで抑えて、目印のラインに近づけます。
その後「レベラー材」という、ペースト状のモルタルを流し込んで、
自然に水平になるのを待ちます。
一度に、基礎全体のレベラー材は配合できませんので、
何度かに分けることになります。
それでも、レベラー材が完全に固まって、天端の水平を測って見るまでは、
なんとも言えません。結果が悪ければ、 調整材を使用したり、
場合によってはレベラーの表面を削って、水平を出します。
しかし、ここをしっかりやらないと、取り返しのつかない事になってしまうのです。
多少の修正をして、基礎工事も終了しました。
続いては木工事に入ります。