その一歩の勇気を!!
こんにちは♪
アトラスホームの伊藤です。
先日、東京都主催で開催された、初めて防災を学ぶ人向けの「防災セミナー」について
前回のブログでは「災害が起きたその時どうする!?」ということを少しご紹介しました
http://atrashome.naganoblog.jp/d2018-09-20.html
今回のブログは「なぜ災害対応に女性の視点を活かす重要性があるのか」ウーマンセミナーのキーワードとなるポイントがありました!
過去の教訓から、災害時のニーズは性別はもちろんいろいろな立場で異なる傾向にあるのが分かってきました。
・障害のある人:その方の障害への配慮が十分に得られない
・妊産婦、乳幼児:心身の負担、授乳や泣き声などの周囲への気遣い
・子ども(少年少女):ストレスによる不調、親への気遣いや我慢
・持病のある人:医療支援、食事や環境面での配慮が十分に得られない
・外国人:周囲とのコミュニケーション問題、文化や宗教面からの困難
・性的マイノリティ:周囲からの理解の欠如や偏見など
私も乳幼児を持つ親として、長引く避難生活を想像すると、周囲への気遣いや配慮はどれだけ慎重に行っても、受取る方にとっては不快に思う方もいらっしゃると思います。
不特定多数の方々との共同生活の難しさは、物理的なものから精神的なものまで様々あるんですね
災害発生時に無事に身を守れたとしても、その後の生活のストレスなどで身体の不調が出てきたり、命を落とす方も多いと知りました。
熊本地震では、仮設トイレに長蛇の列ができてしまい、多くの方が水を飲むのを控えてしまい気づかない内に体内の血がドロドロに…
特に女性や高齢者の「エコノミークラス症候群」のリスクが多い統計があり、気にし過ぎて体を壊すことにも注意が必要なんですね
多くの災害を乗り越え、そこから学ぶことが本当に大きいです
セミナーでは災害後の対応方針や被災者支援の意思決定の場への、女性の参画割合が低いことを指摘していました。 災害対策とその質の向上に(見過ごされがちな部分への配慮に)男女双方の協力が不可欠なのではないでしょうか
自分なんて役に立たない…と遠慮しがちですが、勇気をもって一歩踏み出してみるのが大事なんだと感じました。
私に出来ることは何でしょうか。 一人の力は小さいですが、家族のそして地域の皆さんが集まれば、出来ることも多くあると思います
これらのことは災害時だけでなないですね。 普段の生活からも、そして住まいづくりでも同じです。
皆さんの大切な住まいづくりをお手伝いできることの喜びと、そして責任の大きさを改めて感じたセミナーでした。
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