「やってみないと分からないこと」
こんにちは。
アトラスホーム代表の松下です。
先日、小学4年生の次男が
国語の宿題をしていました。
その宿題というのは
目の不自由な方が使われる「点字」について
自分の身の回りを調べてみるというもので、彼は
・駅の券売機の下にある点字
・歩道にある突起物
・テレビのリモコンの中央部に有る突起
・シャンプーとリンスの容器の違いの分かるギザギザ
などを挙げていました。
特に口も出さずに見ていたのですが
ふと横に置いてある教科書を見て・・・ビックリしました。
写真では見えにくいかもしれないですが
実際に「突起した点字」(青い点です)の
50音表が掲載されているのです。
私の時代の教科書にこういう加工のされたものは
有りませんでした。
彼と一緒に、実際に目を閉じ、その突起に触れながら
解読してみましたが、その難しさや苦労は
想像の域を超えていました。
「実体験」してみないと分からない物事は
本当に多いですよね。
パソコンそしてインターネットで、いくらでも
「疑似体験」が出来る時代、それで分かった「つもり」
になってしまっていることについて疑問を抱きました。
しかし、一方で、そういう情報機器の発達で
目の不自由な方々が、これまでと比べ格段に
生活がし易くなっているのも事実だそうです。
こんなのも有るようですし
http://sawareru.jp/
やはり、道具は何でも使いよう…
ということですね。