
だし香る一杯でほっと一息。長野市「十萬石 高田店」のすいとんで満腹ランチです。
こんにちは!長野市工務店 アトラスホームの宮川です。
今日は長野市南高田にある老舗のうどん店「十萬石 高田店」をご紹介します。昭和53年創業という歴史ある一軒で、地元の方に長く愛されている雰囲気が外観からも伝わってきます。お昼どきに前を通りかかったところ駐車場がちょうど空いていたので、迷わず立ち寄ってみました。駐車場は店舗裏の北側と、インター線を挟んだ向かい側にも用意されていて、車での来店がしやすいのがありがたいです。
店内に入ると、テーブル席に加えて小上がりの座敷もあり、思った以上に広々としています。おひとりさまでも家族連れでも使いやすい配置で、年配の方から学生さんまで幅広い客層でにぎわっていました。温かい湯気とだしの香りに包まれて、席につく前からお腹が鳴りそうになります。メニューにはうどんや丼ものなどの定番が並び、どれも気取らない価格帯です。「すいとん」が気になっていたので、今回は迷わずそれを注文しました。厨房から聞こえる鍋の音にワクワクしながら、提供を待つ時間も楽しいです。
ほどなくして届いたすいとんは、丼一面に湯気が立ち上る豪快な一杯です。澄んだだしに野菜の彩りが映えて、見るからに体が温まりそうです。ひと口すすると、やさしいスープがすっと広がります。主役のすいとんは、もちっとした弾力とつるんとしたのど越しが両立していて、噛むほどに粉の甘みがじんわり感じられます。厚みのある生地がしっかりとだしを含んでいて、噛むたびに旨みが染み出すのが楽しいです。コシがしっかりあるので食べ応え抜群で、数枚食べただけでも満足感が高いです。
体がぽかぽか温まってくるので、寒い日や雨の日のランチにもぴったりです。途中で卓上の七味を少し振ると、最後まで飽きずに楽しめます。ボリュームは見た目以上で、食後は「夕飯は控えめでいいかも」と思うほどしっかりお腹にたまります。お値段とのバランスを考えると満足度はかなり高いです。
周りのお客さんのテーブルを見ると、うどんやカツ丼も人気でした。衣がサクっと音を立てる天ぷらと温かい麺の組み合わせは、次回の楽しみに取っておきたいです。スタッフさんの声かけも温かく、地元の常連さんとの会話から、このお店が長年愛されている理由が自然と伝わってきます。広い座敷席は子ども連れにも使いやすそうで、家族での外食にも重宝しそうです。
長野市で、肩の力を抜いてほっとできる麺ランチを探しているなら、「十萬石 高田店」のすいとんは一度味わってほしい一杯です。だしの香り、すいとんのもちもち感、たっぷりの野菜のやさしさが、忙しい日常の合間に小さなご褒美をくれます。気取らず、しっかりお腹も心も満たしてくれる、頼れる老舗です。