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『黒部ダム』へ行ってきました!

こんにちは!長野市工務店アトラスホーム宮川です。

黒部ダムは、「立山黒部アルペンルート」という、富山県と長野県を結ぶ山岳観光ルートにあります。このルートは車では通り抜けられないので、公共交通機関を使って訪れることになります。長野県側の扇沢駅から関電トンネル電気バスで16分ほどでアクセスできます。

9月に入っても暑い日が続く中、涼を求めて立山黒部アルペンルートに行ってきました!観光放水の迫力には驚かされました。放水のしぶきに虹がかかった瞬間は、本当にラッキーでした!

戦後、日本は電力不足に悩まされていました。特に関西の都市では、週に3日も電気が使えない状況だったそうです。そんな危機を救うために、黒部ダムの建設が計画されました。

ダムの建設は1956年に始まりましたが、とても奥地での工事だったため、大変な苦労がありました。特に重機を運ぶのが難しく、最初は人や馬で資材を運んでいたのですが、効率が悪かったのです。それで、信濃大町からトンネルを掘ることになりました。

そのトンネル工事では、「破砕帯」と呼ばれる困難な場所にぶつかりました。大量の冷たい地下水が吹き出して、作業員たちを苦しめました。この様子は映画「黒部の太陽」にも描かれています。

7年の工事を経て、黒部ダムは完成しました。ダムの高さは186mで、日本一の高さを誇ります。ダムによって貯められた水は、当時の京都府の電力の80%、大阪府の20%を賄ったそうです。

黒部ダムは現在、立山黒部アルペンルートの観光名所のひとつです。ルートは6つの乗り物を乗り継いで楽しむことができます。黒部ダムへの最短ルートは、長野県の扇沢駅から電気バスでアクセスします。このバスは関電トンネルを通ります。

黒部ダムに着くと、2つのルートに分かれます。室堂方面に行く場合は、階段を下りてダム堰堤へ進みます。トンネルを抜けた瞬間に広がる景色には、わくわくします!

もし時間があるなら、220段の階段を上って「ダム展望台」に行くのがおすすめです。アルプスの山並みと黒部湖を一望できます。階段が大変な場合は、「レインボーテラス」からダムを見上げるのも良いでしょう。

レインボーテラスには、黒部ダム建造の歴史を学べる「黒部の物語」という展示があります。たくさんのパネルや映像で、ダムがどのように作られたかを知ることができます。

この歴史を知ると、黒部ダムの壮大さがさらに感じられます。ぜひ新展望広場の展示も訪れてみてください!

黒部ダムの見学時間は、展望広場まで行くかどうかで変わります。観光放水を見るだけなら15分くらいで十分ですが、展望広場や展示をゆっくり見るなら1時間ほどかかります。ぜひ楽しんでください!

黒部ダムを楽しんだ後はお腹が空いたので、カツサンドとダムカレーまん(グリーンカレー)を食べました!

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『黒部ダム』の基本情報

住所:富山県中新川郡立山町芦峅寺
電話番号:0261-22-0804
営業時間:7:00-17:00※立山黒部アルペンルートの営業時間による
定休日:12月初旬~4月半ば
※立山黒部アルペンルート冬季閉鎖期間
入場料金:無料
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