ちょっと気になる長野の建物 信州松代町『旧松代駅』をご紹介します!
こんにちは!長野市工務店アトラスホーム宮川です♪
本日は長野県長野市松代町にある歴史的な建物、旧松代駅を訪問しました🚂
この駅は、1922年(大正11年)に建てられ、昨年(2022年)に100周年を迎えました。
松代駅は、1922年から2012年までの90年間、長野電鉄屋代線の一部として利用されていました。
この路線は、長野県千曲市の屋代駅から長野県須坂市の須坂駅を結ぶ重要な交通路で、地域の繊維産業を支える物流の大動脈として活躍していたそうです。
松代駅自体も、戦時中に松代大本営建設のための貨物輸送に利用されるなど、地域の歴史に深く関わってきた場所です。
旧松代駅は島式1面2線と単式1面1線の計2面3線の有人駅で、駅舎内の窓口で乗車券などが販売されていました。
現在は、線路は撤去され、駐車場として利用されています。しかし、駅舎やホーム設備はそのまま残されており、バス停としても活用されています。🚌
約20年前に廃止された松代駅ですが、駅舎の風貌やホームの存在感はそのままに、かつてこの地に鉄道が通っていたことを今でも感じさせてくれます。
晴れた日に訪れると、青空と駅舎が美しく調和し、一段とその風情を引き立てています☀️
もともとのホームは現在駐車場となっていますが、その上に立つと、かつて電車が来ていたであろう風景が目に浮かびます。
この場所から一歩降りると、何とも言えない感慨深さが心を満たします。
新幹線とバスを乗り継いで訪れることができる旧松代駅。
ここには、鉄道の歴史とともに、地域の歴史が息づいています。この風景を見つめながら、時間を越えて過去の人々とつながっているような感覚に包まれます🕰️