北陸新幹線『はくたか』をご紹介します!
こんにちは!長野市工務店アトラスホーム宮川です。
今日は私が最近旅行で利用した北陸新幹線「はくたか」についてご紹介したいと思います。ちょっとした旅行やビジネスでの移動に大変便利なこの新幹線は、その名前の由来からスピード、そして乗り心地まで、さまざまな魅力が詰まっています。
まず、その名前「はくたか」は、立山の開山伝説である白鷹伝説に登場する白い鷹が由来です。実際には「ハクタカ」という種類のタカは存在しないのですが、この名前は公募によって選ばれ、第1位に輝いたものなんですよ。その選定理由として、「スピード感があり首都圏と北陸をつなぐ列車として親しまれているため」とされています。
「はくたか」は北陸新幹線の一部で、高崎駅から金沢駅までを結びます。ただし、運行系統としては東京駅から金沢駅まで運行されています。そのため、東京駅から大宮駅間は東北新幹線、大宮駅から高崎駅間は上越新幹線に乗り入れる形となっています。
この「はくたか」は、他の北陸新幹線「かがやき」よりも停車駅が多いのが特徴です。飯山駅や上越妙高駅にも停車するため、スキーツアーや地元観光にも利用でき、非常に便利です。
そしてこの新幹線の最大の魅力は、そのスピード感と快適さです。最高速度は260km/hに抑えられていますが、それでも東京駅から金沢駅までの所要時間は、金沢開業前の3時間47分から現在は最速2時間27分と、劇的に短縮されています。
グランクラスの他にもグリーン車はその快適さが際立っています。伝統的な意匠とモダンな感覚を組み合わせた内装は、落ち着きや気品を感じさせてくれます。シートは「ゆりかご」のように動作し、背もたれと座面が連動するクレイドル方式を採用。座席の幅は普通車よりも広く、シートピッチもゆったりしています。座席の色は落ち着いたブルーで、身体全体を包み込むような形状が特徴です。
また、バリアフリー設備も充実しています。全シートに座席番号の点字表記があり、洋式トイレには洗浄機能付き暖房便座が採用されています。さらに、車内照明はすべてLED化されており、省エネにも配慮されています。
私自身も「はくたか」を利用するたびに、その快適さと便利さに感動しています。北陸地方へのアクセスがより一層便利になり、よりスピーディになったことで、かつては時間的にも心理的にも遠く感じられていた地域が、今ではすぐに行ける場所となっています。
旅行だけでなく、ビジネスでの移動にもピッタリな「はくたか」。乗り心地の良さ、そして速さを兼ね備えたこの新幹線は、まさに現代の日本を象徴する存在だと思います。その名前に込められた高速で飛ぶ白鷹のイメージは、この新幹線が北陸地方と首都圏をつなぐ重要な役割を果たしていることを象徴しています。
北陸新幹線「はくたか」の魅力と便利さについてのご紹介でした。皆さんも機会があればぜひ利用してみてくださいね。