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ちょっと気になる長野の建物『長野電鉄 村山駅』をご紹介します!

こんにちは!長野市工務店アトラスホーム宮川です。

私が今日紹介したいのは、長野電鉄長野線の村山駅です。この駅舎は、まるで一昔前の長屋住宅のよう。瓦葺切妻屋根と漆喰の壁、下見板貼りの平屋造りは、大正から昭和の初期を思わせる懐かしさがあります。建築年は不明なんですが、その風貌は昔ながらの田舎駅を鮮明に思い出しますね。

村山駅

駅舎の近くには大きなホームセンターがあり、地元の人々だけでなく、遠くから訪れる人々にも利用されています。このような現代の便利さと、昔ながらの雰囲気が混在する場所は、なかなか見つけられないものです。

村山駅

駅の看板が傾いていたのでびっくりしました(笑)

1926年(大正15年)6月28日に開業したこの駅は、今もなお周囲の風景とともに時を刻んでいます。ただし、残念なことに、田舎の駅という風景は失われつつあります。新設のトイレは鮮やかな色合いで、駅舎の木板とはかけ離れた印象。でも、時間が経つにつれて、この新しい色も徐々に駅舎と同化していくのかもしれませんね。

村山駅

駅舎の内部は、かつての賑わいを偲ばせるような形跡が見受けられます。チケット窓口や窓は板で塞がれていますが、ここにもかつて人々が行き交った記憶が息づいています。駅舎とホームは構内踏切で連絡し、その独特な構造もまた、この駅の魅力の一つです。

村山駅

留置線もあるんですが、レールが錆びていて、しばらく使われていないようです。その先には、上信越自動車道が線路を跨いでいて、古いと新しいが交差するこの風景は、まさに時の流れを体感できるかのよう。

村山駅

ホームは島式1面2線。ここから見える景色も、そのままの姿で残してほしいものばかりです。特に、ストーブの煙突が見えると、なんだか大正や昭和の頃にタイムスリップしたような気分になりますね。

村山駅

村山駅は、その風情と歴史がふんだんに詰まった、魅力的な駅です。近くに来た際には、ぜひ訪れてみてください。きっと、新しい発見や感動があるはずです。

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