ちょっと気になる長野の建物 軽井沢町『ギャラリー桜の木』をご紹介します!
こんにちは!長野市工務店アトラスホームの小林です。
高原の避暑地である軽井沢に建つ画廊「ギャラリー桜の木」は、こじんまりとした佇まいのおウチのようなギャラリーです。
設計は“建築家 中村拓志氏/NAP建築設計事務所”です。
アーチ状のかわいい開口部が特徴の建物で、入り口から連続するアーチが実際以上に奥行きが深く、吸い込まれるような印象です。
室内もたくさんのドア型の窓が可愛らしく、小さな部屋が連続しているので、おもちゃ箱の迷路に迷い込んだような不思議な空間が続きます。
構造は壁構造ですが、その薄さはわずか30mm!カラマツの集成材の木材を用いて、短いスパンで何枚も壁を重ねていて薄くても強度は保てる仕組みのようです。
視線が抜けるようにアーチ状の開口部を配置することで閉塞感を感じさせず、どんどんスケールを小さくすることで自分の体が小さくなったような感覚が生まれてきました。
ドールハウスに入っていくような感じで、隣の部屋はどうなっているんだろう・・・と次の部屋に行くのが楽しくなります♪
木の壁にはレースや和紙、柿渋の塗装などの透ける素材にすることで、木の質感を感じられるようになっているも素敵ですね。
建物の奥(裏)にはインナーガーデンもあり、優しい雰囲気の中くつろぐことが出来ます。
軽井沢駅より徒歩7分のところにありますので、一度ぜひ足を運んでみて下さい。
住所:〒389-0102 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1151-21
電話番号:0267-41-2788
開廊時間:10:00~18:00
休廊日:火・水・木曜日・冬期(祝日・GW・8月は開廊します)
駐車場:有(2台)
https://www.instagram.com/gsakuranoki/