結婚と同時にマイホームは早い?
現在、婚約中です。
親の土地が有るのでアパートに入らず
最初からマイホームを新築することも
検討していますが
それよりも二人で少し
アパートでの生活を体験して
お互いの生活感を理解してから
家づくりをした方が良いでしょうか?
おめでとうございます。
ご結婚と同時に家づくりを進められる
大変素晴らしいと思います。
もし「いずれはマイホームを…」
と考えているのであれば
アパートを借りない
ということは住んでいる期間の家賃
だけでなく
敷金、礼金、そして引越し費用が1回分
節約できますから
確実に「経済的」だと言えます。
損得勘定だけで考えるのであれば
もっともトクです。
ただ、家づくりは
それを満足するものにするには、
それなりに時間が必要です。
実際に建築している工期だけでなく
打合せや申請している期間なども含めれば
普通は9カ月位、早くても7カ月位
ゆっくりじっくりやれば1年位、
掛かるものです。
これを結婚のタイミングに併せて…と
考えると、かなり前もって計画的に
準備を進めておく必要があります。
婚約よりも先に、家づくりの検討を
スタートする位の感覚だと思います。
そう考えると誰にでも出来ること
という訳ではなさそうですね。
そして本題ですが
いま心配されている
お二人それぞれの生活様式の違い
生活習慣の違いは
それぞれがそれぞれのご実家で
長い年月を掛けて培われてきたものですから
意外と根深いものです。
少しの期間アパートで
一緒に生活してみたくらいでは
正直なところあまり影響は無いように思います。
いずれにしても、新しい暮らしでは
二人が譲り合い、擦り合わせていくことが
多かれ少なかれ必要になります。
また、お二人の人生設計しだいですが
もし出来るだけ早くお子さんが欲しい
という場合に
お子さんを産んで、育てていくという点では
やはりアパートよりマイホームのほうに
軍配が上がります。
たとえ多少夜泣きが酷くても
近隣のお部屋の方への騒音を
気にする必要も無いですし
逆にアパートでの子育ては
大変ストレスなものです。
もし家を建てる前に
一度アパートに入ってみることのメリットを
上げてみると…
手狭なキッチンやお風呂、
そして少ない収納、
それからプロパンガスなどの
高い光熱費を経験しておくことで
コントラストの原理が働き、
「より」マイホームを手に入れた時の
喜びが大きくなること位かと思います。