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快眠できる寝室のつくり方


新居の間取りを検討しています。「夜勤」のある仕事をしているので、日中でもぐっすり眠れる寝室にしたいと考えています。どんなところに気をつければよいでしょうか?

せっかく注文住宅を建てるのですからライフスタイルに合わせて最適な寝室を設計しましょう。

ぐっすり眠るには、基本的に「光」「音」「温度」の3つをコントロールすることが重要です。

まずは「光」についてですが・・・日中にしっかり眠るためには「薄暗い」ではなく、完全に「真っ暗」にできることが大切です。
一般的にはありがたい「おひさまの光」ですが、夜勤の方にとってはそれが妨げになる場合もあります。

そのため部屋の配置としては直射日光が入りにくい北側が最もおすすめです。ただし敷地の状況などで北側が難しい場合でも心配はいりません。
「遮光カーテン」や「シャッター雨戸」これらを組み合わせることでかなりしっかり光を遮ることができるからです。

次に「音」の問題ですが・・・まず屋外の音の影響を避けるため寝室の配置を検討する際には「家のどちら側に道路があるのか?」「自宅や隣家の駐車場はどちらにあるのか?」こういった点をしっかり確認し、車のエンジン音など外部の騒音の影響を受けにくい場所に寝室を配置することが望ましいです。

また、防音ガラスや内窓サッシ(二重窓)を採用するとさらに防音の効果が高まります。これは夜勤の方に限らず「幹線道路沿いのお宅」などにもとても有効です。
さらに見落としがちなのが、室内での生活音。リビングや水まわり、子供部屋といった空間と接していると「思わぬ音」が安眠を妨げる場合もあります。
他の家族の生活音が気になりにくい部屋の配置にもご注意ください。

続いて室温・・・もちろんお布団での調整もありますが、部屋そのものの温度が安定していることも大切です。こちらもとても基本的なことですが「気密性や断熱性を高めつつ空調で室温を一定に保つ」ことで眠りやすい空気環境を整えましょう。

次に照明計画・・・白く明るい「昼白色」の照明は脳を活性化させてしまいます。寝室ではオレンジがかった「電球色」の間接照明などを使いリラックスできる灯りに整えるのがおすすめです。

そして最後に意外と見落とされがちなのですが、部屋を構成する材料などの色も睡眠に影響します。おすすめの色はグレー・ネイビー・くすんだグリーン・ベージュなどの落ち着いた色合い、これらは脳をリラックス状態へと導いてくれます。

逆に、真っ赤・ビビッドな黄色などの原色系は、脳を覚醒させやすいため寝室には避けたいところです。また壁紙やカーテンは光沢のある素材だと光を反射させやすく、まぶしく感じることもあります。マットで落ち着いた素材感のものを選ぶと、より安心して休める空間になります。さらに、家具の色を統一すると、視界がスッキリして「静かな空間」を演出できます。

静かさ・暗さ・心地よい空気・照明そして落ち着くインテリア。これらの要素をうまく組み合わせることで昼間でも夜のようにぐっすり休める自分だけのリカバリースペースが実現できます。

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