メンテ 多く掛かる家 少なく済む家
「フルで仕事をしながら、小さな子どもも育てています。家事がラクなのはもちろんですが、家そのもののお手入れもできるだけ少なく済むおうちにしたいと思っています。具体的に、どんなことができそうですか?」
お手入れがラクなおうち…今いちばん多いご要望のひとつです。
共働きで、子育て中。毎日とにかく忙しい。
そんな中で「家のメンテナンス」に時間や気力を取られるのは、
正直なところ避けたいです。
今日は「家そのもののメンテを減らす家づくり」についてお話します。
まずは、分かりやすくて、きっと知っているよという方も多い
と思われる例からお話していきます。
まずは
1「お風呂に鏡や棚を付けない」という考え方です。
・鏡は水アカが付きやすい
・棚はカビやヌメリの原因となる
ということで、いずれも
「マグネットタイプの後付けの物」を購入して使う方が増えています。
これだけで実際に「浴室掃除の手間」はかなり減りますし、
不要になったら外したり、全く新しい物に簡単だというのもメリットです。
次にお伝えしたいのが
2「ニッチ」「飾り棚」「カウンター」の設置についてよく吟味する
ということです。
これらは、もちろん「ここぞ」という場所では、とても便利だったり、
見栄えもするものですが、たくさん付ければそのぶん…凸凹が増え
→ホコリがたまりやすくなり→お掃除する場所が増え→結果として
「お掃除に手間が掛かる家」 にもなりかねません。
「便利そう!」「オシャレ!」だけで、やみくもに増やさず、
厳選した場所に絞って設置するという考え方も重要です。
また、よく話題にあがるのが
3.「無垢材の床」です。素足でも肌触りが良く、
雰囲気も素晴らしく人気です。
一方で、物にもよりますが「定期的なワックスがけ」や
「伸び縮みや傷」への気遣いなど「日常的なメンテナンス」
が増える場合もあります。
特に子育て世代のご家族には「素敵だけど今の生活に合うのか?」を
俯瞰的に考えてみることをおすすめします。
本当に「自分たちの暮らしに合っているのか?」という視点をお忘れなく
ということです。
5、また信州の暮らしでは 家が汚れやすい場所のひとつとして
「玄関土間」が上げられます。
自然豊かなのは大きな魅力ですが、都会と違い舗装されている場所ばかりでもないですし、
地域にもよりますが、冬は雪が残る期間も長いです。
特に小さなお子さんが居れば、土や泥や砂を意外と持ち込む場所です。
玄関土間はお手入れのラクなタイル仕上げとし、
その色合いもアースカラーの中間色としておくと、土や泥の汚れが目立ちにくいものです。
結果的にメンテナンスをラクにします。
最後に6、家そのものの「基本設計」「間取り」もお手入れのしやすさに影響します。
・無駄な段差や凹凸を減らしたシンプルな設計
・床に物を置かずに済む適材適所の収納計画
デザインや見た目を大事にしながらも、こういった「基本的な設計」を大切にすることが
結果的に「がんばらなくても綺麗に維持しやすい家」に繋がるのではないか?と思います。




