ホッと一息つける場所はどこ?自分専用の「心の休憩スペース」
こんにちは!長野市の工務店アトラスホームの設計担当、伊藤です。
家事を終えてお風呂に入るまでの、あのわずかな隙間時間。
実は、その時間が私にとっての心の癒やし時間なんです!
リビングの一角にある畳コーナーで、ゴロンと横になって一旦「ママ業務」をOFFにする――この数分があるだけで、気持ちがリセットされ、また家族に優しく向き合える気がします。
家族との団欒の場であるリビングはもちろん大切ですが、忙しい日々の中で、たった数分でも「自分だけの時間」や「ホッと一息つける場所」を持つことが、とても大切に思います。
家づくりでは、LDKの広さだけでなく「心のゆとりを生む小さな居場所」にも目を向けたいですね。
そこで今回は、住む人それぞれに合わせた「心の休憩スペース」のアイデアを紹介します。
~「居場所」の設計アイデア3選~

◆家族の気配を感じつつ集中できる「ヌック&カウンター」
完全に閉じこもるのは寂しいけれど、集中したい時におすすめです。
リビングの壁際や階段下に、奥行きが浅い造り付けのカウンターや、半個室的なベンチ(ヌック)を設けてみてはいかがでしょうか。
読書や書き物など、短い時間で集中したい時に最適で、家族の気配を感じられる安心感がありますね。
◆光と景色で心をリセットする「窓辺のベンチ」
忙しい日常から離れ、外の景色や日差しを感じて深呼吸したい時に。
窓の近くに座れるスペース(ベンチシート)や、小さなインナーテラスを設けるアイデアです。
観葉植物などを置けば、さらに癒やしの空間になります。
外の自然の力で、気持ちをリセットできそうです!
◆多用途に使える「小さな畳コーナー」
私自身の癒やしの場でもある、リビングの一角に設ける畳スペース。
完全に区切らずリビングと繋がっているため、家事の合間の休憩はもちろん、ストレッチ、子どもの遊び場、来客時の簡易寝室としても活用できます。
多忙なママにとっては、ゴロンと横になれる万能なリセットスペースになりますよ~
~「心の休憩スペース」は幸せな暮らしへの秘訣~

理想の家づくりは「部屋数」や「広さ」を追求するだけでなく「心の居場所」を確保することも大事です。
たとえ1畳にも満たない小さなスペースでも、そこがあることで日々のストレスが軽減されます。
自分を満たす小さな工夫が、結果的に家族の笑顔や幸せな時間を増やす秘訣となったらいいですね。
ぜひ、皆さんの「心の休憩スペース」のアイデアをお聞かせください。




