見えない部分が安心のカギ!~構造見学会~
こんにちは!長野市の工務店アトラスホームの設計担当、伊藤です。
家づくりの中では、完成後には見えなくなってしまう部分がいくつもあります。
特に構造や断熱、耐震性能は、家の安全性や快適さを左右する重要な要素です!
建築中の家づくりを見学できる「構造見学会」は、これらの見えない部分を直接確認できる貴重な機会です。
そこで今回は、構造見学会でチェックしておきたいポイントを分かりやすく解説します!
~構造見学会でチェックすべきポイント~
【家の「骨組み」を見る】
家の骨組みは、私たちの体で言うと骨のようなもの。
柱や梁(はり)、基礎部分がしっかりしているかどうかは、家の耐久性に直結します。
◆柱や梁の太さや材質
木造住宅の場合は、しっかりとした太さや強度のある材木が使われているか見てみましょう。
◆接合部の強さ
地震に強い家にするためには、柱と梁の接合部が頑丈に作られていることが重要です。
金具の有無や工法を確認してくださいね。
【耐震性能の確認】
日本は地震が多い国なので、耐震性能が高い家は安心材料の一つといえます。
◆耐力壁(たいりょくへき)の配置
地震の揺れに強い家を作るためには、耐力壁と呼ばれる壁の配置が重要です。
壁がバランスよく配置されているか、確認してみてください。
【断熱材の配置】
家の快適さを左右する断熱性能は、冬暖かく夏涼しい住まいを作るために欠かせません。
構造見学会では、断熱材の種類や配置、施工状況を確認することができます。
◆断熱材の種類と施工方法
壁や床、天井にしっかりと断熱材が入っているか、隙間なく施工されているかをチェック!
◆窓の断熱性
窓は断熱の弱点になりがちです。
窓の断熱性能を高める工夫がどのようにされているかも見ておきたいポイントです。
ご家族にとって安全で、長く快適に暮らせる家づくりとなるか、構造見学会では自分の目で確認しながら家づくりを進めて頂ければと思います。
建築途中の見学会はなかなか機会も少ないかと思いますので、タイミングを逃さないようにぜひチェックして下さいね!